砥石は買わない方がいいかも

私自身、
包丁は自分で研いで使っていますが、
この包丁は特別に刃鋼が硬くて、
いつも通りに研ぎ上げるのに苦労しました。
既に自分で研げる人はいいのですが、
一緒に砥石も買って初めて研いで使いたい、
という人にはハードルの高い包丁かもしれません。
（刃線の形が崩れたり、
丸刃になって余計に切れなくなるかも）
刃の硬度は造るメーカーや鍛冶屋さんでいかようにも出来ますので、
例えば同じＶ金10号（相当）でも藤次郎作DPコバルト合金鋼割込の方が結構研ぎやすい（軟らかい）です。

こちらの高硬度の包丁にも長所があります！刃持ちの良さを考えれば、
研げない人や砥石が無い人にはまさにぴったりの包丁です！　包丁自体はブレードの厚みが1.6mmと薄めなので多少安っぽい感じもありますが重さのバランスが良く（重心が口金の所にあります）、
グリップも良い。
全体の重さも軽めで使いやすく（関虎徹150g/藤次郎DP三徳170mm195g…包丁でこの差は結構大きいです…通販なので注意。
軽いのが好きな方はこちらが良いかと。
比較検討でしたら、
F-895 Tojiro-PRO 三徳170mm 150gも良いです。
）、
ＣＰも最高でオススメできます。

ただ刃鋼だけは硬いので自分で研ぐより、
お近くで良い砥ぎ屋さんを見つけて半年に一度ぐらい砥いでもらった方が確実に良い切れ味を保てると思います。
…購入時よりも更に良い切れ味になると思いますよ。
購入したら試しに一度出してみるといいかも。

私が研ぎに使ったのはシャプトンの＃320、
＃1000、
＃5000。
一本だけ買うなら…＃1500か＃2000辺りでしょうか。
＃320はあると楽です。
中砥と仕上げ持ってる人にはオススメです。
＊刃鋼が硬いので中砥から刃返りを出すよりも＃320で研ぎ始めたほうが手早く良い刃が付くと思います。
研ぎも変な研ぎになったら早めにプロに修正してもらう方が無難です。

☆は研ぎやすさも良さのうちと考えるので４つですが十分に良い商品です。


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