次期テクニックの製品に期待。今回(と前回のクレーン)は見送るのが吉か。

テクニックの重機系は、
毎回大物が出ますが、
今回のホイルローダーは、
過去の製品に比すと
「特筆すべき点はない」と言ったところです。

テクニック製品は数多く買ってきましたが正直な意見として、
「★3」という、
通常の点数をつけます。

お金がある人は別として、
レゴ製品を買おうとしてる人が、
レビューを参考に見て「★5」だらけでは、
どれを買っていいのかわからないと思います。

本当に満足する製品を選んでもらうために、
正直な意見を書きます。

(それほどまでに、
Amazonのレゴ製品に対する★5レビューが多いということです)
本当に★5の点数を付けられるのは、
Motorized Excavator 8043のような、
数少ない製品です。


レビューに入ります。

まず、
組み立てると「大きい」です。

テクニック製品は、
どんどん巨大化していますが、
それらは例えば、
ピストンが2気筒だったのが6気筒になったりとか、

スケール比を実車に近づけたりとかで、
必ずしも製品としてすばらしくなってるかどうかは疑問です。

タイヤを動かすと上下に動くピストンの数が増えたところで、
大して感動は少ないです。

ハッチのようなものが申し訳程度に開閉できますが、
テクニック製品なのでもともと内部の機構は見えていますし、
あってもなくてもよいオマケ程度の可動部です。

（前回の大箱のモービル・クレーンMK II 42009 は、
特にその「大きくなったのに、
無駄な機構が増えただけ」という傾向が顕著でした）
今回のホイルローダーもその傾向があります。

製造国がついに「中国」に移された割には、
値段が下がらないのも、
割高に感じます。


さて、
動かすという観点から見るとどうでしょうか。

このホイルローダーは機構としてはとても単純です。

バケットの上下、
アームの上下、
前進後退です。
本当にこれだけです。

モービル・クレーンMK II 42009と違い、
リモコン操作ができるのは良い点ですが、
前述の通り、
ギミックは「極めて単純」です。

Motorized Excavator