「人類科学」の未来を大胆に予測。
未来を予言できるのか。
「超弦理論」等で知られる、
理論物理学者・ミチオ・カク氏の序文における問いかけである。
この本では、
人類科学の現在地を参考にしながら、
大胆に未来予測をしている。


まず、
第1章・命と体では、
ゴッホの耳を現代に蘇らせたモダンアート「シュガーベイブ」等引き合いに出しながら、
再生医療の可能性と、
それがもたらす劇的な変化について取り上げられている。
この章では、
日本人研究者の名前もちらほら散見され、
誇らしい。


意外と、
日本人が得意な分野なのかもしれない。
若返りの薬や、
3Dプリンターによる人工臓器の成形、
人間の活動を補完するロボットの開発等、
数々なユニークな研究が紹介されている。


第2章・生活とフロンティアでは、
火星探査など宇宙開発の最前線や、
新しい都市開発の試みなどが取り上げられている。
何でも火星への有人飛行は、
帰還を考慮しなければ比較的簡単な事らしい。
NASAは、
宇宙開発事業の一部を民間に開放しており、
一般のベンチャーにも様々なチャンスが広がっているのだと言う。


新しい都市開発の部分で興味深かったのは、
温暖化のあおりを受け、
水没しそうな島国に対する救済策として考案されたグリーンフロート計画。
赤道上に浮き島の都市を浮かべて、
そこに人を住まわせるという何とも空想的な話なのだが、
日本の清水建設などが本気で構想を練っているのだと言う。


第3章・人工知能と未来予測で興味深かったのは、
人工知能ワトソンや、
量子コンピューターの可能性について。
これらは未来予測の機能を持つツールとして期待されているが、
正直ここまで凄いとは知らなかった。
こういった技術革新は、
開発がビジネスに繋がるとわかると、
企業がこぞって参入し、
巨額の資金投与と競争で、
あっという間に進歩してしまうのだと言う。


この本では、
「ムーアの法則」というロジックで語られていますが、
いかにもアメリカ的なスケールの大きい話です。
やがて、
シンギュラリティ(技術的特異点)が到来し、
人工知能が持つビッグデータ・計算能力が人類を上回る。
しかし、
これは諸刃の剣で、
人類の生活が便利になればなるほど、
労働市場が機械やロボットに奪われてしまうというジレンマをはらんでいる。
NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック

その他の感想

感情支配社会の様々な具体例と問題を取り上げ、自分の手に負えないほど暴走しそうになる感情を、どう飼い馴らしていけばいいのかをまとめている
お子様へのプレゼントに
基盤を持つ大切さ
これはうつくしい毒です
こんなの有ったんだ
【ビジネスは金儲け?汚い?】
インコ、オウム好きに限らず、動物たちが何を考えているのか興味のある人には面白い本です
確かに論外です
キスマイというグループをもっとよく知りたい人におすすめ。
非常に分かりやすいテキストです
新品商品のハズが傷あり…。
当然だが前作をやっているかやってないかで評価は分かれる。
肉が縮まないです
とくに問題ありません
頻出問題には最高!
オーソドックスでいいですよ。
ニュートラルランプ
ソフトウェア開発を依頼する側と請け負う側の両方の人が読むことができる要件定義の入門本
偉材
焼き芋は神の領域!!!
とってもいいです。
2014年の目標が山ほど見つかる一冊
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