迫真のドラマを読むことができる
著者は元日本航空パイロット、現在は「日本乗員組合連絡会議」事故対策委員。
日航ジャンボ機123便が御巣高山に墜落して20年が過ぎた。乗員乗客合わせて520人が死亡したあの事故の記憶は20年経っても色あせず頭に残っている人が少なくないはずである。そして、あの事件が事故調査員会によって圧力隔壁の破壊によって起きたのだということも(少なくてもそのように報道されていることも)。著者は、ジャンボ機墜落事件の事故調の発表に疑問を呈する著作を既に上梓しているが、今回は、あの1985年の事故に加えて、他に7つの有名な航空機事件を取り上げ、その原因を解説する。そしてそこから、いかに日本の事故調査委員会が原因究明とその対策に遅れているかを明らかにする。
さらに、様々な航空機事故の描写は迫真に満ち、読んでいて手に汗を握る。
1977年スペイン領テネリフェ島で起きたジャンボ機衝突事故(583名死亡)、1989年アメリカ、スーシティ空港で起きたDC-10旅客機不時着、1994年中華航空140便A-300機墜落事故などではボイスレコーダーに操縦席での会話が残っている。事故に至るまでの乗員たちの懸命な努力の描写は胸を打つ。
各事故の調査報告書を踏まえて、著者は自身のパイロットの立場と論理的推論を加えて、事故の真相究明と人間はミスを犯すという前提での対策を立てることが新たな事故を防ぐと主張する。我が国の事故調査報告書や報道を見ると、推論の過程が科学的でないばかりか、事故を個人の資質・責任に帰することが多く、真の解決を図るための指針になり得ていないことがわかる。思えば、日航機事故も日航の抱えた体質・構造的問題が事故を起こすような整備不良を呼んでいた。
尚、日航機事故における著者の仮説などは他の類書と合わせて検討が必要であることは言うまでもない。
あの航空機事故はこうして起きた (新潮選書)

その他の感想

ジュウオウホワイトらしいかわいいキューブアニマル
LDA10DHKUGK
自滅する中国
明るすぎ!!
ついに手を出してしまったのですが
すべてが新鮮だった!
相当いまいちです
どこよりも、おねうちにかえた
冷える!静か!
何回読んでも笑えます!!
”伝える”スキルUP
排水溝のニオイが減りました
適度に変なところがいいです
「不祥事防止のための10か条」だけでも読むと良い
内容がすごく良かった!
音楽の楽しさ満開 (ちょっとコレクター情報を)
プロ野球ファン必見!
写真史や写真の技術史も分かる、傑作写真集
これを待ってた!
びっくりした
PDF説明書ありと表示してありますが
面白さを確信させてくれる3巻
パフ固め
石川優実ファンとしては満足
やわらかすぎ
アイデア一発勝負!
欲しかった物が安く買えました。
行けなかったのが無念だったのに…
シーズンオフには
まだ2日目ですが…
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