百聞は一聴に如かず？

hi-vi誌で１本ずつ付録として出ていたもののまとめ売りですね
ケーブルは全長が20cm前後ということで、
プラグ部分や本体の固さ（結構太くて硬く曲げにくいものもあります）を考慮すると、
短過ぎて使えない！ということもあり得ますからご注意を

理屈の上で変わる、
変わらない、
変わったとしても聴き取れないなど色々な意見がありますが、

まぁとにかく聴いてみりゃわかるだろ、
と購入
結果、
確かに違いはありました
高域がすっきり（悪く言えば薄く）音場が広がるスープラや
低域が強めに太くなるゾノトーンなどはわかりやすいですね

安い組み合わせでも試してみましたが、
違いは判別できました
（iMac、
Stereo誌付録DAC/HPA、
HD598　音源：ALAC、
Audirvanaで再生）

とはいってももちろん機器を変えるほどの違いはなく、

自分の環境ではHPAのオペアンを交換した時と似たり寄ったりか、
もう少し小さいほどの違いでした
大幅な変化を求める向きにはがっかりかもしれませんね
リスニング向けに味付けのあるスピーカーでは差異が聴き取り辛い可能性もあるかと

ケーブルについては付録としては安くないことと短さの点で☆-1
（充分な長さだと製品版ケーブルが売れないので仕方ないとは思いますが）

ただし、
記事というか誌面は酷いです
ケーブルを試すなら、
一切読まずにご自分の聴覚のみでどうぞ

各ケーブルの作り、
メーカー紹介とメーカーへのインタビューはまだいいとして
（ただし提灯記事的性質は不可避なので、
承知の上でどうぞ）
PCでの音楽再生の仕方とか…こういうものを買う人が知らないわけがありません

評論家の先生方はこう聴いた！という記事の酷さといったらもう…
編集サイドの依頼の仕方も悪かったのでしょう
全員が、
いちいち各ケーブルの構造を説明してくれます
ご自身の過去のご経験や、
試聴環境もそこそこ丁寧に説明してくれます