期待していなかっただけに、感動もひとしお

前作「Immortal Soul」ではトニー・ムーアの復活ということで、
古くからのファンが喜びそうな理想的な楽曲の並ぶ素晴らしいアルバムでした。

しかし、
その「Immortal Soul」が遺作となり、
まさにRIOTそのものであったマーク・リアリが逝ってしまいました。

マーク・リアリがいなくなったということは、
RIOTというバンドがなくなってしまったと誰もが思ったことと思います。

ところが、
RIOTは存続し、
なんと新譜まで出すというのですから驚きました。

正直、
バンドメンバーは何を考えてんでしょうという思いが半分くらいで、
全く何も期待せずに聞いたのです。

そしたら、
まあ、
実に良い！！！
特にミドルテンポのメロディの安心感と心地よさがハンパじゃないっす。

どの曲にも耳に残る（耳に引っかかる）メロディやフレーズが必ずありますので、
アルバム全体を通して楽しめます。


こんな良質なアルバムを聞かせてくれて、
そして、
マーク・リアリの遺志を継いでくれて、

本当に今のRIOTメンバーには感謝いたします。

ありがとうRIOT！