日本人が知るべき米国の戦略
日本のTPP交渉参加について、
様々な議論がなされているが、
米国の農業戦略を知る意味で、
本書は必読の書であろう。
米国の種子ビジネス、
穀物メジャー、
畜産業者など大手の私企業の活動は比較的知られているが、
和牛の遺伝子も研究しているという大学などの研究機関などの「クラスター」も日本と比べて大きな存在であり、
それら全体で米国農業の競争力を維持・強化していることは再認識する必要がある。


種子ビジネスにおいては、
第二世代の種子から再生能力を奪う技術の開発や遺伝子組み換え種子の人間への影響など多くの不安要素がある。

また、
カーギルの最初の日本進出は直接的には成功しなかったが、
結果として米国の穀物の競争力が日本の畜産業に組み込まれてしまったことなどで、
長期的に不可分の関係になりつつあることなども、
大いに今後の参考となる。


米国でBSEが発生した際に、
米国産牛に依存していた吉野家は牛丼を一時販売停止にするなど、
米国と日本は農業・食料分野で密接に絡み合っており、
単純化した議論ではなく、
米国の農業戦略をまずは知ることが先決であると考えさせてくれる一冊である。
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農業超大国アメリカの戦略: TPPで問われる「食料安保」

その他の感想

可愛すぎ!
安定のラブコメモード
内側、外側を問わないで使える
ニオイがあります
老いても、創作意欲はいまだ健在。
達意の文章
いい買い物ができました。
これ傑作ですよ。
安くても十分です
特効薬となるのは10~2月の直前期
それほど深い内容ではないが、中国経済の変調と世界への影響についてのおまとめ用としてOK
炭酸と一緒に
恥ずかしながら
もっと早く購入すべきだった!
汚れあり> <
150円で
彼のセックスが変わりました
予想通りと言えば予想通り
ロック部が微妙です
色はちゃんと選ぼう
満足のいっぴん
購入したら、ダイジェスト集だったww
コヒバニ
小さめのような。。
ほぼ納得しながら読みました
まだまだ物足りなさを感じます
理系はもちろん文系の人でも大丈夫な一冊
これであなたもアイアンマン
世界の終わりは永久に終わらない
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