世界の「図書館の写真集」であると共に「図書と図書館をめぐる壮大な文化史・建築史」
本を納める図書館の歴史は本の歴史でもあります。


当該書籍は、
古代から今日に至る「世界の図書館の写真集」であると共に、
さまざまにフォルムを変えてきた書籍と書籍を保管し損傷から守る書庫であり、
また閲覧する場所でもある図書館、
そして、
紙(に相当するモノ)、
筆記方法(写本、
木版・活字印刷)の推移、
図書館・天井画等の装飾に隠された意味を明らかにする「図書と図書館をめぐる壮大な文化史・建築史」でもあります。


いくらか引用してみます。


*アレクサンドリア図書館:この図書館はギリシャ世界にあるすべての本を集めることを目的として作られた。
建物の中心となるのは学堂、
すなわち学術・芸術の神ムーサイを祀った「ムセイオン」だった。
この学堂を利用した学者のなかには、
エウクレイデス、
アルキメデス、
エラトステネスなどがいた。
学者たちは食事と住居を与えられ、
図書館はいつでも自由に利用できた。
ヘブライ語の経典を初めてギリシャ語にした「七十人訳聖書」はこのアレクサンドリア図書館で編纂されたといわれている。
(p45)

*印刷の誕生:紀元1011年、
グーテンベルクより440年早く、
韓国には木版印刷が存在した。
このことからも、
同時期のヨーロッパにくらべて、
中国、
日本、
韓国の技術と文明がいかに洗練されていたかがうかがえる。
高麗八萬大蔵経はそのひとつの例証である。
(p65)

*東アジアの蔵書コレクションの規模:活版と紙を用いるようになってから、
東アジアの図書館の規模が大きくなったことは疑いの余地がない。
(略)藤原道長(966-1028)が2000冊におよぶ蔵書のために書棚を作らせ、
一方、
高名な儒学者の大江匡房(1041-1111)は1万冊の本をもっていたといわれる。
それらの本は専用に建てた文庫、
江家文庫に収められたが、
1153年に消失した。
(p68)
美しい知の遺産 世界の図書館

その他の感想

今、何が大切なのか?
思ったよりサイズが大きかった
意外なことに、REC-BOXと同じ機能ではないようだ
満足できます(●^o^●)
泣ける!!暖まる!!最高!!
安いので友達の子供に1つずつ買いました
大きさが少し小さめ
入門書としての実用性は少ないが言語を知るきっかけとしてはよい本
X-Fiシリーズの後継を求めて
あくまで寝室暖房
クッキーに置いていくアイシングの順番が参考になる!
まっ、いっか。
こういう英会話の本が好き
イイものだ!
まさに純正。
日本人にもアメリカ人にもどの国の人にもぜひ!
気をつけて。
お菓子にドリンクに最適
取り付けが終わりました。
ベビーカー用に。
壮大ですね。
ソウルシリーズ唯一の違和感作品
とても色鮮やかです!
心豊かになる書画。
これは良い
個人的にはオススメですが・・・・
使用してみました
本当の日本酒とは何かがわかる
イラスト多様、ビジネス書のごとくルール化されていて読みやすく、わかりやすい。
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