心が温かくなる場面やステキなセリフがいっぱい

韓国では視聴率が悪く（そのクールで最低）、
日本で既に見た人たちのブログでも不評ですが、
私は楽しめました。


本人は社会的に意義ある仕事に誇りをもってやっていて、
結婚後もできれば続けたいと思っている。
でも、
世間からみると、
20代後半なのに結婚できていない負け犬。
早く結婚して、
貞淑な妻として夫に仕え、
「○○家の嫁」をしっかり務めることが期待されている。


その辺りの葛藤を描きたかったようですが、
韓国ではウケなかったようで、
描き方が中途半端になってしまっています。
視聴率低迷のため、
途中で脚本家が交代（公式発表では、
脚本家の体調不良による交代）してからは、
主人公の女性の生き方に対する葛藤よりもロマンスに軸足が移っています。


日本では『anego〔アネゴ〕 DVD-BOX』や『Around40~注文の多いオンナたち~DVD-BOX』があるけど、
韓国ではこういうテーマが受け入れられる土壌はまだないようです。


「結婚もめんどくさい段階を踏む。
映画を見に行ったり、
お茶を飲んだりして、
信頼関係を築いていく。
」など、
心に響くセリフやステキな場面がいくつもあります。


主人公が互いを思いやることで愛を育む様子や娘を陰から思いやる父親の様子に心が温かくなって、
なかなかよいです。