キモチワルい読者への温かいエール
 「なぜモテないかというと、
それはあなたがキモチワルいからでしょう。

 冒頭のこのテーマが最後まで貫かれているのが素晴らしいと思う。
モテるためにこの本を読もうとする読者を「その精神が既に負けている」とバッサリ。


 とは言え別に説教臭いわけではない。
「そもそもどういうふうにモテたいのか」から始まる著者の語り口は、
やや散文気味ではあるものの、
選択肢や分類を提示することによって読者の理解を勧めるよう工夫がされている。
その理由は、
「現在の俺(筆者)自身へ向けられた説教であり自戒」だからこそだろう。


 本書は、
第一章と第二章が理論編、
第三章と第四章が実践編とでも言うべき構成になっているが、
前半二章は繰り返し読みたい。
どちらも恋愛するまえに把握して置かなければいけない事柄、
平たく言えば「あなたはどんな風にキモチワルいのか、
そのキモチワルさはどこから来ているのか」について解説した章。
キモチワルさの源泉は自意識過剰によるもので、
そのためには自分が一人でも平気な、
「自分で選んだ居場所」を見つける、
という主張はシンプルだが同意見。


 文庫版は、
本書が出版された後でモテだした著者による「モテてみた後で考えてみたこと」と「[特別対談]國分浩一郎二村ヒトシ」を加筆。
人を欲するという気持ちは生まれ育つ環境で培われるもの、
という主張を始め、
恋とは何か・愛とは何かを語る対談はとにかく面白い。
個人的には、
コンプレックスなど本人を苦しめている「心の穴」をジョジョになぞらえていたのがツボ。
妙に納得。


 本書はモテない男性、
モテたい必読の書。
要するに全男性必読。
女性は読んでもいいけど、
同じ著者による「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」の方が読みやすいと思う。


第五章の以下の一節は白眉。
そのまま引用する。

「子どもであることのほうが変化の余地があって、
大人になっちゃうと人間が硬直するんじゃないかと考えがちだが、
そんなことはない。

子どもであり続けることの方が、
「がんこ」で「自分を守っている」のである。

大人だということは、
「もうそんなに長い時間は残ってないんだから、
なるべく他人を幸せにしよう。
」と考えることだ。
すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

その他の感想

期待して買ったのですが・・・
【実際に購入してみての感想】
手軽で安心感のある製品です
菅野さん、藤岡さん、ごめんなさい!
はやりこれが一番いいです
面白かったな~
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移行期にあって、羅針盤になってくれる本。
AKBいいです。
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20年後に続編を…!
期待してたより暖かくなかった
それなりに面白いが値段相応ではない
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