新社会人、事務系ビジネスパーソンへ

内容は深くもなく、
浅くもない、
つまり入門書としてちょうどいいものです。

社会と会社の全般的な法律に加え契約書や印鑑の知識もしっかり解説してくれています。

本書の最大の特徴は、
同種の本に比べ軽視されがちでとても重要な契約書の押印方法なども図解している点や、
入門書の位置を取りながらも幅の広い内容を網羅している点です。

私は、
新入社員には本書を必ず読ませており、
質問も何ページにあるから確認してから聞いてくださいと受け答えているほどです。

ビジネスに関する法律知識は、
法務部門だけに頼ることなく確かな知識としてもっておくと自信をもって交渉に臨むことができたり、
時には人を助けてあげることができます。

弁護士等の法律家に何かを相談する際にも自身の主張を正確に伝えることができ、
時には提案もできたりします。

法治国家において、
法律知識はビジネス、
日常生活にとても重要なものですので興味をもってみると多くの発見がありますよ。