動物からヒトに感染するウイルスについて書かれた重要な提言を含む本だが、不確かな情報も混在
動物から人間へと感染する(あるいは感染したと考えられる)ウイルスで、
最近話題になったものを中心に、
その起源を実話の取材と文献調査をもとに記載した本。
著者は、
ウイルス学者ではないが、
内容はおおむね信頼できる。
とりあげられているウイルスはエイズ、
SARSなど。
第1章は1994年にオーストラリアでコウモリから馬に感染し、
現在まで4名のヒトの致死例のあるヘンドラウイルス。
感染馬から、
馬の調教師らがいかに感染したかなどが詳細に描かれている。
一方で、
ウイルスの感染源であるコウモリを絶滅させようとする考えに対しては、
食物連鎖にある動物を人間の都合で絶滅させるのは、
エコシステムの破壊につながるとするなど重要な提言をしている。
この部分では、
最新の文献まで調査がされている。
ところが、
一方では、
ヒラリー・コプロフスキー博士によって作成された経口ポリオワクチンが、
エイズの原因になったというジャーナリストによって作られた”仮説”を、
取り上げているのはいただけない(”仮説”は、
学会では10年ほど前に否定されている)。
この部分を抜き読みした読者には、
博士がマッドサイエンティストであり、
ポリオワクチンが危険であるという誤った印象を読者に与えてしまう(パキスタンなどで、
現在もポリオワクチンの普及が不十分な状況では、
こうした誤解を与えやすい表現は不適当)。
こうしたストーリーを盛り上げるためだけの既に学会では否定されている”仮説”が削除されることを再版では望みたい。
第2章は70ページほどで、
エボラウイルスについて書かれているが、
これまで一般書にはあまり取り上げられたことのないTai Forestエボラウイルスや、
ベストセラー本”ホットゾーン”の誇張表現の批判、
Scienceなどの一流誌に記載された内容に関する疑問(野生のゴリラが”5000匹”も感染死したという話や生きたウイルスが検出されていないのにコウモリを自然宿主としていること)などが書かれ、
ウイルス学の専門家にもお勧めの記載。
巻末の文献はできれば章ごとにつけて欲しいところ。
Spillover: Animal Infections and the Next Human Pandemic

その他の感想

純正イボイボタイヤは直ぐに減るので
セクシーだし涼しいし
コミュニケーションの原点に帰りましょう
スタイルブックと呼べるのか呼べないのか…
アンチグレアがやはりいい感じ
センターの交代
とてもいい。高級感があります。
これを装着してこそ真のモバイルプリンタ!
一般向け料理雑誌に飽き足らない人へ
やっぱりすごい
素人でも簡単取り付け15分でした。
お得に購入できたと思います
非常に良い製品
見た目も美しい
違う視点での物語が更に感動を生むのでは…。
草むしりが 少し楽になりました。
バッグとお弁当用トートバッグを一つにしたくて買いました。
自転車にも最高
フィリピンの全体像が簡単に分かる1冊
しみじみ、このライターと同時代に生きていることの幸せを感じた。
待たせといてコレかよ
中級者以降向け
良い製品だと思います。
家族の誕生日プレゼント
本当に映像(DVI)と音声信号(S/PDIF)も一緒にHDMIに出力されました
夫へのプレゼントで購入。
買うべし!!
トラウト最適
ラストに小姑が現れる(笑)
うちの子はお気に召さず…(T_T)
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