ここ数年の春樹の長編の中では一番の駄作
牛河が青豆と天吾にあと一歩のところに迫るも、
タマルに阻止され、
めでたく青豆と天吾が結ばれるという極めて凡庸な筋書きで、
拍子抜けしてしまった。
牛河がタマルに殺されるのは納得できなかった。
牛河については前巻から章が割り当てられていて、
入念にキャラクターメイキングされていて、
それなりに不気味なオーラを醸し出していたのだが、
あっさりとタマルに殺されてしまう。
これでは単純な勧善懲悪の推理小説ではないか。
絶対無敵なタマルの存在も、
この作品から繊細さを奪ってしまっているように思われる。
最後に青豆と天吾が出会ってから何が起こるのだろうと読者は胸をときめかせていたことと思うが、
すんなりと元の1984年の世界に戻ってしまい、
性交をして、
おしまい。
この村上春樹にとっての最大の作品を振り返ってみると、
前半は読み物としてそれなりに面白いと思ったが、
中盤から俗っぽさが目につくようになり、
後半に至っては凡庸な推理小説になってしまった。
ふかえりの行方や、
リトルピープルの正体等、
結構重要なところがおそらくは文学的効果のために不明確なまま物語が閉じられているが、
ここまで凡庸な作品になってしまったのだから、
いっそのこと明らかにしてしまった方が良かったのではないか。
ここ数年の村上春樹の長編の中では率直に言って一番の駄作だと思う。
1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈後編〉 (新潮文庫)

その他の感想

毎度おなじみの批判本
素晴らしき哉、言論の自由
本当にジャストサイズ!
家族の愛飲用として
折れるか折れないかよりも、書き味が好き
遮光は十分ですが
厚みがあってちょうどいいサイズ
最初は食べなかったが、しばらくしたらおいしそうに食べています。
コメディだけど、考えさせられる作品
副作用がある
使用感抜群☆
本人には問題無いけど
非常にわかりやすい!お金にまつわる自己啓発書
Junction
ディスクとケースの色が合っていません。購入する方は予めご覚悟を。
linux ネットワーク管理
透明感が際立つ仕上がり
很喜
大学数学を使った入試数学への対策に
至福
ボールの高さ、安定感は非常に良いですが・・・。
読みやすい詩集です。
笑って泣ける、これぞ銀魂。
だいぶ安くなりました
スッキリします
受け継がれてほしい
ストーリー性
最近で1番ハマりました!
戻る