読み出しは速いが、書き込みは小さいファイルだと遅い。過渡期の製品
対応モデルであるMacBookProRetina Late2013 512GBモデルで使い、
フィット感は良く、
抜くときはペンチで軽く挟んで真っ直ぐ抜いています。
読み書きが60-80MiB/sに惹かれて買いましたが、
これは大きいサイズのファイルの連続書き込みだけで得られる数値で、
XBenchやDrive Genius3など速度測定ユーティリティーでわかるようにランダム書き込みはせいぜい10MiB/s、
4KBの小さいファイルサイズの書き込みに至っては0.5〜2MiB/sしか出ません。
このメモリーがMLCタイプだからかもしれません。


サポートのアドバイスでゼロフォーマットしようとするとエラーになったので、
RMAをとってTranscend社に送りましたが、
正常だったと言われ、
同社のテスト結果を見たところ速度が遅いのは同じでした。
先人の3製品を比較したレポートでは、
どれもランダム書き込みが遅いです。
[・・・]
交換してくれた新品もゼロフォーマットで同じエラーが出たので、
これも仕様だと言う事でしょう。


大きなファイルの読み出しは速いので、
それに合う、
サイズが数MB以上のアプリケーションや音楽、
ムービーファイルを格納するのに向いています。
そういうファイルをFinder上で75GBほど転送してみると、
平均10MiB/s程度で書き込めました。
これならさほど不具合は感じないと思います。
多くの小さなサムネイルやインデックスファイルを含むデータや、
書き換えが多いファイル、
小さいファイルの組み合わせであるOSシステムのバックアップ先にするのには向かないと思われます。
しかし、
上記のように他社製品も同程度だし、
普段使わないSDスロットで1万円で128GB増えてくれるなら御の字で、
過渡期と割り切って買って使う選択肢はありです。
私も返品しませんでした。


購入時のexFATフォーマットではTimeMachineのバックアップ対象にならないのですが、
MacOS拡張にフォーマットし直すとベンチではexFATより遅くなるもののTimeMachineの対象にできます。
しかし何故かこのバックアップ作業(このメモリーからの読み込み速度)が遅いです。
ここにも小ファイルサイズ、
ランダム読み書きの問題が隠れているのかもしれません。
Transcend Macbook Pro専用 カードスロット対応拡張メモリーカード JetDrive Lite 360 128GB for Macbook Pro with Retina display 15" (Late 2013) TS128GJDL360

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