民主主義を考えるにあたって興味深い本です
迎賓館のある四谷はお巡りだらけでした。
「右翼」の街宣車が、
大音声で「オバマは’’國神社に参拝せよ」等々、
口汚くののしっていました。
こちら側がやったらすぐ逮捕されるのに「右翼」には甘いどころか、
野放しにしている警察には本当に腹が立ちます。

それはそれとして、
ご著書拝読いたしました。
第2章で、
自民党改憲案の逐条解説をやられ始めましたので、
あれれと思っていましたところ、
第3章「護憲・改憲・選憲」で上野節が炸裂し、
興味深く拝見しました。
明仁さんの個人的資質はともかくとして、
制度としての天皇制は反人権的であり、
廃止すべきであるというのは仰る通りですが、
しかし、
もともとハトもタカもごっちゃな民主党はともかく、
「護憲の党」のはずの公明党のていたらくを見るとき、
明仁夫妻を護憲勢力に数えたくなる誘惑に負けそうです。

自民党改憲案で憲法擁護義務者から天皇、
摂政が抜け、
逆に国民が入ったこと及び天皇の「元首」条項とを併せ、
本来国家権力を縛るための憲法が国民を縛るための憲法に180度変わってしまうという説明は分かりやすいと思いました。
ハンナ・アーレントの『全体主義の起源』を引きながら、
「民主主義は、
大衆民主主義との間に歯止めがきかず、
大衆民主主義は全体主義への歯止めがきかない」という指摘は全くその通りです。
しかしそれでも民主主義は、
人類がこれまでに使用してきた制度の中ではよりベター(上野さんの言葉を借りれば「より悪くない(less worse)」)選択なのでしょう。

加藤典洋氏の『敗戦後論』について触れておられますが、
彼の云ういわゆる「ねじれ」は、
いささか図式的、
レトリック的な処があると思います。
たしか『続敗戦後論』では軌道修正をしているはずです。
第3章の本論は勿論、
第2章の解説も多くの人に読んでいただきたいと思いました。

最後に、
「護憲」「改憲」は、
すぐに漢字変換で来ますが、
「選憲」はすぐにはできません。
本書のもとになった上野さんの講演の聴衆の多くが「選憲」に賛意を示した中で、
「選憲は改憲の一種。
これを改憲と違うというのは3枚舌。
これだけズバッとお話になるなら、
しがらみを捨てて、
ストレートに改正案を出すべき」という意見があったというのは「面白い」と思いました。
上野千鶴子の選憲論 (集英社新書)

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