シンガーソングライター！

BLUE NOTE東京にしばしば登場したり、
その声質で「Jazzシンガー」とカテゴライズされがちなホセ・ジェイムズであるが、
実態はシンガーソングライターである。
本作は前作の「No Biggnig No End」と同じ方向で、
より多彩なサウンド作りを行っている。
何と、
ご自慢のヴォイスにエフェクターをかけたりもしている。

聴いた印象では、
フォーキーというか、
フォークやアコースティックなロックをまとっている。
何というか、
７０年代~８０年代の男性シンガーのアルバムを思わせるところがある。
むろん、
ガラージロックやヒップホップ等のテイストも入っている。

初見ではさらっと流れてしまう感じだが、
ホセが好きな人なら時間とともに肌になじんでいく事だろう。