戸籍・学歴問題等は興味深いが民族問題も欲しい.
まず読後の総括として簡略な感想を言えば、
本書のタイトルは些か挑発的ながら、
著者の意図は「選書版あとがき」を読む限り、
タイトルから感じるほどの中国国家の破滅的終焉を予測するものではなく、
日・中の「和解に向けた対話」(252頁)を望むもので、
かかる著者の姿勢を観るとタイトルとの乖離が感じられる。
各論では中国国家の様々な政治的・社会的暗部、
腐敗、
体制的矛盾等を批判的かつ詳細にレポートしているが、
「選書版あとがき」を読むと、
本書のタイトルは著者が望んだものなのか疑問に思う。
それはさておき、
本書は2009年刊の同名書の「増補新版」であり、
特に第6・7章等が加筆されている(8頁・「選書版あとがき」)。
第6章では、
中国社会のネットの普及と世論・言論の形成、
不正の摘発、
高速鉄道事故に関するネットの影響、
劉志軍の検挙・失脚、
形骸化した中国憲法、
第7章では薄熙来事件と共産党独裁の矛盾、
病める国家の行く末等からなるもので、
初版以降の新しいトピックである。
このページの上の「商品の説明」にあるように、
本書のコンセプトは「『格差』が人間を破壊する……共産主義の理想は、
なぜ歪んだ弱肉強食の社会を生み出したのか……中国社会の暗部に深く踏み込んだ研究者による衝撃レポート」であると言え、
特に「共産主義」を標榜しながら、
「改革解放」政策に依る市場経済と言う歪な国家体制が産み出してきた弊害、
具体的には政治腐敗と貧富格差などに焦点を当てながら、
“病める中国”について自身のフィールド・ワークを元に詳細にレポートする。
貧者を喰らう国: 中国格差社会からの警告【増補新版】 (新潮選書)

その他の感想

さすがBig
ベンリィ110に
子供よりも
ファンでなくても見てくださいな
顧客を自社のファンにしてしまう
とっても満足です。でも電池交換が....
待望の文庫版!
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新しく買ったiPhone7用に♪
施設を出た後
夏が終わるとアオバトは山へと帰る。
すぐに水漏れ!
★3→★4に変更→★3に変更
テープに髪の毛が・・・
シンプルで良いですよ
商業的な理由ですが
大きかったです。
32GBでこれは破格…
髪がふんわり
もっと早く買えば良かった!
むしろオールシーズン通用する
せっかくこなれてきたのに
長年愛用してきたという信頼感
生物におけるイノベーションはどのようにして生まれるのか
SKYPEで使ってます。音楽鑑賞にも使ってます。便利です。
高レビューが多いですがプレゼント企画を行なっています
こんな本でも出版できるのか・・・・
性能に偽りなし。
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