技術開発と規制による発展
 80年代よりAV業界の動向を追い続けた1962年生まれのフリーライターが、
2009年に刊行した新書初のAV論。
本書におけるAVとは、
男女の性行為の映像記録(ポルノ)の内、
基本的にビデオカメラで撮影され、
ビデオテープ、
DVD、
インターネット配信の形での販売、
レンタルを第一目的にした作品群で、
かつ日本国内で合法的に販売できるよう試行錯誤された商品(表ビデオ)を指す(ただし未だに合法・違法の線引きは曖昧)。
1960年代における性表現の自由化、
テレビと映画の競合、
日本のメーカーによるVTR開発の進展等を背景に、
70年代にはポルノ映画のビデオ版が開発されているが、
ビデオ機材の小型軽量化によって初めて、
AVは1981年に発明された(裏ビデオ第一号は1979年)。
ビデオ撮りの発達は、
映像にリアリティを与え、
非専門職による作品製作を容易にするため、
AV製作に適していた。
またビニ本による素人美少女モデルの開拓と、
裏本のハードコア路線は、
AV女優の大量デビューを帰結した。
80年代にはビデオレンタル店の急増と新風営法の施行で業界が動揺する中、
村西とおるが淫乱女優を起用して本番AVを量産したが、
やがて擬似本番女優飯島愛がTVで人気を得、
本番にこだわる村西を駆逐した。
こうしてAVが社会的認知を受ける一方で、
90年前後の警察によるAV摘発から自治体による有害図書指定への移行と、
女性誌のセックス特集は、
AV規制を緩和させる結果となった。
この時期AV市場もレンタル優位からセルビデオ優位へと移行し、
審査機関も乱立した。
他方、
不況で倒産したメーカーから無修整素材の裏流出が相次ぎ、
セルビデオメーカーが修整の薄さを競い摘発を受ける中、
米国からの逆輸入ビデオやインターネット上の無修整動画配信が普及しており、
著者はこうした現状を踏まえて、
修整に関する議論はもうやめるべきだと提言する。
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アダルトビデオ革命史 (幻冬舎新書)

その他の感想

揚げ物の温め直しに
少しだけ良くなった
必需品ですよね
見た目で選びました(笑)
美しい七夕柄
東山の世界に満喫しました。
私には合っていました。
シングル・コイルながら深みがあって濃くのある音がするピック・アップ!!!
難易度が高く新要素が少ない
100円でもバケツは買えるが、それとは別物だった
ガンバリズムへの警告
面白い参考書です
ゆゆ
お洒落で美味しい!味付けのセンスに感激
形がいびつです
ハリアーハイブリッド65系
90年代の隆盛を思い出させるメロウ&スムースな秀作
タンクローにつけました。
自然な明るさです
いい本だが、初版には誤植が多い
LOTRのファンの1人として
またか・・・
夏のシーズンの朝食ドリンクとして愛飲
SounDroid Typhoonのボリュームを外すのに買ったが…
土井さんの定番メニュー満載!
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