またか・・・

結論から言うと、
前章に引き続き今回も話のまとめを放棄しました。

ジャッキー以外は、
どう考えても君らが悪いやろ？みたいな不幸自慢はあっても、

肝心の月島、
銀城の過去回想はなしです。
銀城は、
ＳＳに監視されていて
何らかの裏切り（恐らく月島関連？）を受けたことは分かりますが、

その内容についてはまったく触れません。
首謀者二人のしっかりした過去回想は
必須だし、
想像の余地を残すにしても何も描かなさすぎだと感じました。

また、
最後に銀城は一護に心は救われたみたいな流れになります。
剣を交えながら理解し合う
ような描写はあるものの、
過去を全く語っていないので、
以前の「心か」並みに唐突で意味不明です。


死神代行消失編完結ですが、
結局何のための編だったのか謎です。
力を取り戻すのも、
裏原が一発解決し、

力を無くすくだりから不要では？と感じる程です。
最終章前に小休止を挟みたいなら、
最後の月牙の反動で
数週間力が使えないくらいにして、
単行本1冊分で初期のような現世組の話にしておけば良かったのでは？
作者が、
新しい能力戦に挑戦したかったのかな？と思いましたが、
結局できてなかったですし。


正直、
言葉は悪いですが、
新人さんが短期打ち切りのため仕方なく、
まとめられなかったような
終わり方を連続でやるのは、
十年の経験がある漫画家さんがやることとは到底思えません。

ブリーチファンの方々は最終章ですべて解決するに決まってると思うかもしれませんが、

ＳＳ編以来約40巻分に渡り、
首謀者の藍染や銀城の行動理由すらも曖昧にして、
ぼやーっと描き続けた
作者が本当に最終章でまとめてくれるのかものすごく不安です。