石田彰という声優の演技力の幅・「菊花の約」という物語の妖しく悲しい美しさ
人気声優の古典・名作の朗読CD企画、
「うずらっぱシリーズ」の幻の第1作。
私はうずらっぱ創設時にどういったルートでか届いたメルマガで、
販売を知りすぐに予約購入した。
前回の発売時点では、
うずらっぱサイト以外での購入は不可能で小部数販売だった為、
長い間購入不可となっていたが、
リクエストの声が高く、
この度遂に、
amazon他でのルートを含む再発売が決定した。


本作は石田彰氏が古典ホラーの傑作、
上田秋成・作『雨月物語』の中の1篇である「菊花の約(ちぎり)」を朗読。

義兄弟の約(ちぎり)を結んだ左門と赤穴が再会の約束を守るために自らの命をも賭けるという「菊花の約」は、
信義のためには死をも辞さないというテーマ。
ホラーとしては、
美しくも悲しい物語。

旅の途中で病に伏した見ず知らずの赤穴を、
左門が看病し、
やがて教養溢れる二人が、
語り合い、
義兄弟の契り(敢えて現代語でこう書く。
)を結んでいく過程を想像しながら聴き、
微笑ましく感じた。

同じ趣味(マンガや音楽CDの貸し借り、
テレビの話題、
恋の相談、
勉強の教えあい)などを共有する
現代っ子の親友同士の無邪気な交流が思い浮かぶ。


しかし、
再会の約束を交わし、
ひとたび故郷に帰った赤穴は、
政治的な抗争に巻き込まれ、
縦にも横にも動けない程に追い詰められる。

最終的に、
大切な親友左門との再会を果たすために赤穴が取った手段に、
聴く側の涙が止まらず。


そしてその悲しみの果てに、
左門の取った行動にまた、
涙を押さえられず。
エピローグはただただ涙。


以前から、
アニメ声優として活躍する石田彰氏の流麗な音楽の旋律にも似た発音・言語の運びを、

「この人は演技者として朗読にも向いているんじゃないか」とずっと考えていた。

私の知っている限り、
その後、
朗読ではアニメイト限定品の「ふしぎ工房シリーズ」で(初めて?)一人での朗読CDを出し、
その作品を聞いたが、
集団自殺という深刻なテーマを、
感性の鋭さ、
表現力、
説得力を感じさせつつ読み上げ、
その素晴らしさに涙した。


今回「菊花の約」での石田彰氏は従来の作品よりも骨太の声と抑えた演技で、
本作品を格調高く読み上げている。
雨月物語 (コミックストーリー わたしたちの古典)

その他の感想

女子高生を利用する大人のテクニックがわかります
便利!
本体は大きいが香りは強くない
注ぎ口のバランス(大きさ)が悪いような・・・
mamamiho
長さがちょうどいい。
人を選びますが、良いモノです。
重宝します
難易度高めのミッキーのゲーム
びっくりしました!
彼女の様な素晴らしいアーティストが評価されないのはおかしい!!ジャケットに騙されるな!これは素晴らしいアーティスト誕生の狼煙。
いま日本哲学とは
良い所が一つも無い
全体的に
驚くほどの高速読み書き
ひよこクラブ
学校で、排便出来なかったあなたに捧げます。
読み手次第で・・・
夜の読み聞かせに
全て初期化成功、他プレーヤーで再生できた
サブ機用
B★RSカスタマイズ
ハートキャッチ勢に混ぜても違和感がないw
@REMI やっと買えた!
LRボタンが非常に押しにくい
塗装がハゲる
友人に頼まれ・・・購入しました。
初心者向きでは無い
ほどほどに揃えたい人にはじゅうぶん過ぎます
かわいくて使いやすいです
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