いま生きる勇気が必要な人にお勧めします
「なんとわかりやすくて上手な文章なんだろう」と、
思わずうならされた本でした。

 清川さんは1921年、
山口県生まれ。
奈良女子師範学校(現・奈良女子大)を卒業後、
教職を勤め、
40歳をすぎてから文筆活動に入りました。
現在90歳。

 単独著だけで60冊以上の著書があります。
特に6年前に書かれた『八十四歳。
英語、
イギリス、
一人旅』は、
その積極的な生き方に共感が集まって話題になり、
私もそれでお名前を知りました。

 清川さんは、
英語習得の次に江戸検合格を目標に定め、
執筆や講演のすき間に時間を作って勉強し、
第4回(平成21年)に3級合格(もちろん最年長!)。
そして、
昨年の第5回で見事2級に合格!!2年連続で江戸博中村座の前で表彰される快挙を成し遂げました。
本年は最難関の1級に挑戦しようとしています。

 こうしたことが「兼好さん」の言葉とともに淡々と綴られています。
「兼好さん」とは、
鎌倉時代の随筆家、
吉田兼好のことです。
清川さんは、
国文学を志していた若い頃から、
吉田兼好に親しんできたそうで、
人生の節目々々で『徒然草』の文章に励まされ、
背中を押され、
生きる指針を見いだしてきたそうです。

 そうした兼好法師の珠玉の言葉を、
大変平明な文章で紹介し、
わかりやすく解き明かしてくれるのが本書です。

 そうか、
兼好の言っていることはこういうことだったのか、
と浅学な私はいまごろになって、
思わず膝を打ちました。

「日々に過ぎ行くさま、
かねて思ひつるには似ず。
 一年に中もかくのごとし。
 一生の間も、
また、
しかなり―― 第百八十九段」

 清川さんはこう訳します。

「ものごとは予想通りにはいかないものなのだよ。
毎日毎日、
いろいろと予期せぬ出来事がおこるけど、
一年のうちにもそうであるし、
人の一生という長い物差しで考えてもまた、
あり得ないと思うようなことだっておこるのだ――」
 清川さんはさまざまな辛い体験の中で、
実感してきました。
私もまた3月11日を経験した後、
まさにそう思いました。
あの前日までに思っていたことは、
なんだったのか、
と。
兼好さんの遺言 徒然草が教えてくれる わたしたちの生きかた

その他の感想

可愛いと言ってもらえます。
こんなモノが有るとは知らなかった~♪
よくひっつく
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