時代小説の粗捜し、(25.) また、また、また、編集担当者交代 ?
  『鎌倉河岸捕物控』シリーズ24.『後見の月(※正しくは「後の月見」=八月十五夜「仲秋の名月」にたいし、
九月十三夜のお月見のこと」)』から続く。


  前作、
シリーズ24.の『後見の月』が、
あまりひどい出来損ないだったんで、
じつは先日、
暇に任せてシリーズ1.の『橘花の仇』から24冊ぜんぶ読み直してみた。

  まあ、
ストーリーテラーとしての範囲なら、
こちらの作家先生さんも、
現在の時代小説作家さんのなかでは、
まあまあ人並みの水準か、
もうちょいくらい上かなっていうあたりと評価して良さそうなんだけれど、
もったいないことをしているなぁと思うのは、
捕物小説の時代考証というのが極端に杜撰な点。
このでたらめさ加減となると、
こちら『鎌倉河岸……』シリーズの作家先生さんって、
だんぜん現役の時代もの作家さんの中でもトップ。
まず間違いなく「東の正横綱」って言えそうなんだよねぇ。

  対するにだめな「西の横綱」は? っていうと、
「井川香四郎」氏ってところかな。
それから、
関心はあるのに案外に史実をご承知ないのが、
「上田秀人」氏。
めったにはないんだけど1冊の小説に1箇所くらいポカをやらかすのが、
「山本一力」氏ってあたり。

  いうまでもなく、
「面白ければ時代考証なんかどうでも好いじゃないか」という考え方もあるし、
小説はフィクションであり創作は自由なんで、
「そんな制約に捉われる必要はない」という行き方もあって結構だとは筆者も思っている。

  筆者とて、
『くノ一忍法帳』や、
『ガリバー旅行記』なんか楽しく読ませてもらっているし、
それはそれで否定はしないが、
しかし、
こちらの作家先生のように、
捕物小説のバックグランドを、
「寛政9年」とか、
「享和何年」とか特定し、
かつ「北町奉行・小田切土佐守直年」、
「南町奉行・根岸肥前守鎮衛」など実在した人物を引っ張り出したり、
おまけに口幅ったく江戸時代のアレコレこれについて解説めいた台詞まで書き散らして、
みずから小説に時代的リアリティーを持たせようとしているくせに、
それでいて、
『 長屋の軒の間から望める御城の天守閣を見上げた。
いつもの年なら城中で畏まって将軍家斉との対面の場に……(シリーズ2.『政次奔る』)』、
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