未来への聖杯
パンデミック。

ある病気が爆発的に地球規模でひろがること。

鳥インフルエンザ、
エボラ出血熱、
エイズetc.
近年人類が遭遇した伝染病の媒体としてのウイルス。

この本はパンデミックの消滅に挑む科学者(ウイルスハンター)渾身のルポです。

著者自らがアフリカの奥地で患者の治療に当たり、
ウイルスを特定して行く。

ウイルスの伝播経路と発生場所をさぐってさらに奥地へと分け入って行く。

野生の動物を捕獲し解体することによって人間に巣くいはじめるウイルスの実体。

さらには人間がウイルス保管庫となって世界中にそれをばらまいて行く経路。

気の遠くなるような調査の中で、
科学者たちはそのウイルスの根絶と病気の治癒を目的に日々現場からの情報を収集し研究を重ねて来ました。


著者は最初にこう発言します。

<嵐が近づいている。
本書の目的は迫り来る嵐について理解することだ。
つまり、
パンデミックの性質を探求し、
それらがどこからやってきて、
どこへ行こうとしているのかを知ることにある。
だが、
ここに描かれるのは暗いだけの絵ではない。
人類がウイルスを発見してから110年たつが、
そのあいだに私たちはウイルスに対する理解を大いに深めてきた。
困難な仕事はまだまだたくさん残っているが、
もしもそれをうまくこなして、
現代のさまざまな先進的テクノロジーを活用すれば、
気象学者がハリケーンの進路を予測するように、
パンデミックを予測できるようになるだろう。
さらに進んで、
パンデミックが起きる前に防げるようになるのが理想だ。
これは現代の公衆衛生におけるいわば「聖杯」であり、
これからのページで、
探し求める聖杯が私たちの手の届くところにあることを説明していこう。
(P.25)>

実際に現場の情報収集のために携帯電話が活用され、
インターネットにより広域把握が可能になったことはパンデミック予防への大きな力になっているようです。

さらに著者はパンデミック予防のための力として個人個人のウイルスへの理解を促します。

理解して自らを守る事、
さらには協力して地域を守る事。

私たちにできる課題は少なくありません。
パンデミック新時代―人類の進化とウイルスの謎に迫る

その他の感想

キスカの奇跡
キッチンの後ろのカウンターを保護。
駆け引きがおもしろかった。
コンパクト、FAXを見てから印刷できる
ピリピリが・・・
いつも愛用しています
本当に味が変わる
将来のリーダー達へ
思い出はモノクローム…(涙) 
効果抜群オススメ
綺麗だけど…
ASP.NETの最新技術をもれなく把握できる良書
身体に優しいだけでなく意外と美味しい
なぜ2/2拍子では駄目なのか?
kh
Fateの根幹を知る物語
お気に入りのワインです。
ステージとの一体感が楽しい、全編参加型!!
AirPodsが外れる、でもストラップを付けたくないという方への今の所の正解
まあまあ、分かりやすい。
アルルの女
内容よりも
モブキャラが
アナログTV用ワンセグセットは、お買い得です。
背中で語れるフィギュア
良い状態でした
よく届いたなあ
やや味がきつい??
生々しい楽器の音
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