「現在入手困難な作品17冊を編集」(編者解題より)
1960年に「お助け」で商業デビューして以来、
すでに50年以上の長きに渡り執筆活動を続けている筒井康隆氏。

これだけ長くなると手に入りにくい作品も増えてきているが、
その中の代表的な長・短編をまとめたコレクション
の刊行が開始された。


まずは1965年発表の「48億の妄想」。
TVカメラを介して著名人はもちろん一般人までが「演技」を要求されている
社会が舞台。

続いて1964年発表の「幻想の未来」。
人類滅亡後の異形の世界をこれでもか・というグロテスクな筆致で描写。

個人的に初めて読んだ作品である。

この作品には生頼範義氏が発表したイラストストーリーがあったとの事で、
それも収録されている。

3つ目は1971年の「SF教室」。
豊田有恒・伊藤典夫両氏との合作で青少年向けにSFの世界をひも解いた一冊。

最後に、
「お助け」などが掲載された「NULL」から筒井氏本人の創作・執筆ページが1〜3号まで復刻されている。

最後には編者による解題。
特に月報のようなものはついていない。


評者は1980年代に編まれた「筒井康隆全集」(新潮社)は読破したものの、
以後は落穂拾いのようにつまみ読みする
程度で、
1993年の断筆宣言以後はほとんど読んでいない。

あまりよい読者(いわゆるツツイスト)ではないが、
逆に、
代表作を読み返せる/新たに目にするよい機会だと思っている。


出版社のHPでは発表されていないようなので、
書誌データ、
というか刊行予定について。

全7巻、
隔月刊予定。

I(本書)
II:「霊長類 南へ」「脱走と追跡のサンバ」
III:「欠陥大百科」他2冊予定
IV:「おれの血は他人の血」他2冊予定
V:「フェミニズム殺人事件」他1冊予定
VI:「美藝公」他数編予定
VII:「朝のガスパール」「イリヤ・ムウロメツ」
おそらくいずれも600p前後になるものと思われ、
紙質も良いので厚い。

一冊7cm近くあるので、
揃える方はスペースを空けておくのが望まれる。

評者は、
そうするつもりである。
筒井康隆コレクションI 48億の妄想

その他の感想

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