日常用途に製図ペンという選択肢

仕事先のエンジニア部門の先輩が設計に使っているのを見て見栄半分で購入してみました。

「設計用製図ペン」と言うと取り扱いが難しい「素人お断りアイテム」のようなイメージを持っていたのですが、
すばらしく使いやすい大当たり商品でした。
　以下良い点と悪い点

○良い点
重量による安定感：
私の学生時代はこだわりシャープペンと言うとグリップを太くしたりゲル状にしたりと「握り」に視点を置いて疲れにくさ、
書きやすさをアピールした商品が多かったのですが、
当時どれもまったくしっくり来ませんでした。

このペンは握りの太さは一般のペンと同じか細いくらいですが重量と重心の位置が絶妙なため、
普通に持っただけで安定してきれいに字を書いたり線を引くことができます。


疲れにくい：
細身ですので手の小さい私でも何の違和感も無く、
余計な力をかけずにグリップできます。

またペン自体の重量による安定感から余計な力が自然と抜けて滑る様に文字が書けます。

特に私のように筆圧が強くなって疲れてしまう傾向がある方にはお勧めできる点です。


格好いい：
これは個人の好みですが、
マットに仕上げたシンプルな金属感はどんな服装、
場面にも会うと思えます。

業務用商品にあるまじき洗練されたデザインです。


×悪い点
落としちゃだめ：
スリーブ（先端の金属部分）が長くかつ先端部に重心がよっているため、
落とした場合高い確率でスリーブを下に落下し、
曲がります。


廉価な300も使用しましたが値段を考慮してもこっちをお勧めします。

筆記用具としては安いものではありませんが、
「しょっちゅう使うインターフェイスにこそ上等なものを使うべき」と考えると良い買い物だったと思います。