筆者が持つメディア愛が伝わる終盤に感情移入。
単行本というより新書を連想するような気軽でタイムリーなタイトルに惹かれ、
そしてkindle版の格安価格(特に格安な日替わりセールで購入)につられ読むに至った読前の意気込みは少ない本。
著者のキャリアを購入に足る品質保証として保守的に手に取った部分も大きい。
完全に僕の主観だが、
この本は三部構成になっているように感じた。

まず序盤では主に新聞と雑誌のウェブ化とその変遷、
そして現在の業界地図を網羅的にかつ客観的に読者へ把握させてくれる。
ここは筆者の経済誌編集者の経歴よろしく非常に明瞭なレポートとなっている。
ただしここからは、
いみじくもネットで拾える情報を常に一ユーザーとしてチェックしつなぎ合わせれば十分把握できる範疇を脱しなかった感否めず、
活字や数値、
図表が入ってきては流れてしまい残るものが少なかった。

正直「すこし内容が浅いかな」とがっかりしながら続く中盤。
ここでは序盤で丁寧に説明してくれた本書テーマ背景を元に、
より踏み込んだ各新聞や雑誌の特徴を器用にカテゴリー分けしながら、
それぞれが持つ個性と勝因、
そして同時に抱える課題(問題点や短所ではなく)という切り口で、
どっぷりと浸かる当事者視点を織り込みながら読者を一歩奥に誘ってくれている。
序盤より書き手の実体験や独自の解釈を垣間みられたことで、
読み手の僕も少しずつ著者の描く世界に引き込まれ始めた。

そして終盤。
「ここまで辿り着けず読むのを止めてしまう人がいたらどうするの」と心配するほど著者が主張と情熱のペースを上げてくる。
終盤に関してはほとんどの内容が“デジタル”や“メディア”と無関係のいかなる業界に籍を置いている人も通じるであろう著者の『仕事観』が感じられ、
僕は、
ここにきて溢れ出た著者が持つメディアへの愛と情熱こそが、
東洋経済オンラインにおける彼の快進撃を支えているのだろうと断じるに至った。
新聞記者を、
そして雑誌編集者を専門職なる聖域に安住させることなく、
ビジネススキルやITリテラシー、
そして起業家精神とハイブリッドさせることで、
これからの時代を担う業界の垣根を越えた次世代リーダーの姿がおぼろげながら姿を現す。
5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die?

その他の感想

日本製ペットボトルに付け替えて500mlの大容量になります。
使い切れない程
実家用に購入しました。
Kindle三種の比較。
期待してたよりも
LOW-Gのウクレレを持ってる方は買って損は無いと思います。
着脱式の飲み口パーツがあだに?
少しイメージより大きくかんじました。
用途限定でも重宝
標準27.5、NIKEだと28の足(幅広)に27.5でベスト。28でも悪くはない
満足(^ω^)
大きさがgood
スイートな3つのChick Lit
美しい目立つ
cwxとランテージを比較
キャンプ場の雰囲気を知るにはいい
2~4人、何人でも楽しい簡単ルールのゲーム
自由の女神の生い立ち
裏面の滑り止めにもなります
小さいカバンに入れるにはちょうど良い。
たるみに効果あり
和柄は良かったのですが、
クラシックギターのテクニック養成のバイブル
起業したいと焦っている人に、ひと呼吸おいて読んでみる
梅原大吾はガッツポーズをしない
本田美奈子、至上の愛
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