長い20世紀のヨーロッパ帝国史
 本書は、
1870年代から1990年代初頭までの「長い20世紀」を概観するものである。
その際、
各章の最後に3つの地域(アイルランド、
南アフリカ、
沖縄)を特に取り上げ、
その様相について述べる。


 序論「長い二〇世紀」
 第1章「支配-被支配関係の広がり―帝国主義の時代」
 第2章「世界帝国動揺の開始―第一次世界大戦とその後」
 第3章「帝国世界再編をめぐる攻防―世界恐慌から第二次世界大戦へ」
 第4章「帝国世界の解体―第二次世界大戦後の時代」
 終章「長い二〇世紀」を後に

 以下、
簡単な批評。

1) 本書は、
「長い20世紀」を「帝国世界」の形成から解体の過程として描く。
ここでの帝国世界とは、
競合する帝国によって世界が分割される帝国主義世界体制を指す。
そして、
帝国世界における国民国家体制、
「近代グローバリゼーション」、
あるいは「帝国意識」や「暴力」について述べる。
非常に簡潔にまとめられており、
読みやすい。

2) 「長い20世紀」論について。
本書は、
ホブズボームの「短い20世紀」論をヨーロッパ中心主義として批判しているが、
本書にも同様の批判が当てはまるのではないか。
というのも、
ホブズボームの「長い19世紀」の終焉を本書の「長い20世紀」の始まりとして捉える点で両者は連続的である。
つまり、
両者とも「ヨーロッパ諸国」による「帝国世界」を時代の画期として捉えているのである。

3) ブレーズ・デュアネについて(pp.80-82)。
デュアネは英語読みであり、
フランス語表記はブレーズ・ディアニュ(Blaise Diagne)である。
本書は、
彼を「『進化した者』と呼ばれる、
フランス流の教育を受けたイスラーム教徒の代表者」としているが、
これは正確な記述ではない。
まず、
彼はカトリック教徒の多いゴレの出身で、
神学校で教育を受けたカトリックである。
ディアニュが議員に当選したのは、
彼がセネガルにおけるアフリカ人の政治的権利の擁護を主張し、
「青年セネガル」を中心とした黒人層と一部のクレオール(混血)層(彼らの多くはムスリムであった)の支持を獲得した結果である。
つまり、
ムスリムとの利害は一致していたものの、
ディアニュ自身がその代表者であったわけではない。

4)
二〇世紀の歴史 (岩波新書)

その他の感想

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