待ちに待った、EGOIST(Chelly&ryo)ファンにはたまらない至高の１枚。

10代の歌い手が席巻する世の中、
表立った存在とは言えないにも関わらずその可能性を放ちまくるChelly。


ryo氏作曲だからこそ彼女が光り、
またChelly歌唱だからこそ彼の曲が光っている。
ファンのみなさんには言葉にしなくてもわかると思います。


楽曲はギルティクラウンの主題歌になった２曲と書き下ろし１０曲。
それぞれ違った表情を見せる難曲ばかりですが、
曲ごとに変化する心情や情景を見事に表現し歌いあげるChellyに脱帽です。
録音も比較的良好。
若干高音が刺さる感じがしますがそれは視聴者の好みでしょう。


EGOIST名義のアルバムではあるが、
Chelly＝楪いのりというイメージを払拭するような、
いずれ『Chelly』として素晴らしい歌声を響かせることを予感させるような、
そんな気がする１枚です。