第七班、そしてオビト。

いろんなことを沢山感じる一冊でした。


神々しすぎてポカーンとしたカグヤ戦ですが、
多重影分身の術だったり、
うずまきナルト一帯連弾だったり、
ましてやおいろけ逆ハーレムの術だったり…。
少し懐かしさを感じながらでも確実に成長したナルトの技を見てホロリとしました。
まさかここに来ておいろけの術が見れるとは！

そしてオビト。

ナルトとサスケの盾になろうと走るオビトとカカシの手を引くリンちゃんのページでもう涙が我慢出来ませんでした。
リンちゃんの「ずっと見てたんだよ」を聞いて涙を浮かべるオビトにはお疲れ様の一言につきます。
後輩に思いを託すオビトは最高にかっこよかったです。
沢山間違えてずっとすれ違って来たオビトとカカシですが、
最後の最後にオビトがカカシを助け、
そしてそのカカシがナルトたちを助けて…。
感動で胸がいっぱいになりました。


あとこの巻で本当に感じたのがやっぱりサクラの成長です。
ずっと二人の後ろ姿を見ていたサクラが今こうして一緒に闘っている姿を見るとなんだか親のような気持ちになりました。
サクラの負けん気とガッツ流石です！カグヤに思いっきりパンチくらわせるシーンはほんの数コマですが個人的にすごく好きなシーンです。


そしてそのサクラの一撃の後のナルト、
サスケ、
サクラでの一斉攻撃。
カカシ先生の笑顔と「大好きだ」でまた涙が溢れました。
こうしてまた集まった三人の強く、
大きく、
成長した姿はやっぱり感慨深いです。


小学二年生、
八歳のこらから読みはじめたナルトは私の中で特別な作品です。
十年ずっと追いかけ続けて本当に終わっちゃうんだなぁと切なさを感じました。
本誌での最終回も読んだのですが、
もう少しゆっくりしてコミックでもちゃんと彼らのラストを見届けようと思います。


七十一巻はナルト、
サスケ、
サクラ、
カカシ先生、
そしてオビトと登場するキャラクター全員にしっかり見せ場があって読んでいて本当に楽しかったです。


オビトありがとう。
本当にお疲れ様。