キートンさぁん！

完結から20年、
まさか再びキートンさんに出会えるとは・・・。


思い起こせば20年以上前、
「マスターキートン」4巻所収の「喜びの壁」に一読感動し、
バイト代叩いて一気に全巻購入に至りました。

様々な考古学知識・争いの残酷さ・人の優しさ・暖かさ・夢を追う事と学ぶ事の素晴らしさなどが作品に反映され、
大傑作となっております。

自分の精神形成に多大な影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。

個人的には高校生の必読図書にしてもよいくらいと思っております。


今のところは前と同じく短編形式なのでどこから読んでも問題なし。

以前のテイストそのままに多種多様な題材を核にキートンさんが調査に踏み込んでいきます。
正にリマスター。

一読した時は、
年取ったキートンさん慣れなかったのと、
やはりキートンさんが年相応に枯れた感じが見受けられたのですが話しが進むにつれ昔のテイストが戻ってきてすぐ馴染みました。

初読で気に入られた方は是非「マスターキートン」も読まれる事を強くお勧めします。
登場人物の詳細が更に分かります。


豪華版と通常版の違いは版が大きいのと、
カラーを再現している点ですが・・・P222に美しく成長した百合子さんがカラーで見られるのでこっちにしました。
買って悔いなし。

金額の差を気にせず迷わず購入したのも、
こちらも年を取ったからだなあ・・・としみじみ。


チャーリーやスリングショット氏やあの人も出てくれると嬉しいなあ。


超お勧めです！