お馴染み月舟町番外編
「つむじ風食堂の夜」
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
近刊予定の「レインコートを着た犬」に続く
吉田篤弘の人気作・月舟町三部作の番外編が本著です。


「それからはスープのことばかり考えて暮らした」の舞台となった
「トロワ」というサンドイッチ屋さんを営む父を持つ
12歳の少年・リツ君が今回の主人公。

リツ君は考えます。

路面電車に乗っていると「むかし」の気分になる。

その「むかし」とは自分が生まれるずっと前の「むかし」であって
僕の知っている「むかし」ではない。

でもある駅に着くとまるで自分も知っている「むかし」に戻ったような気持ちになる。


リツ君は将来の仕事について考える。

早いうちに自分の進むべき道を決めて迷わないようにしたい。

でもトロワで働くオーリィさん(本名は大里さん)は言う。

「ひとつの仕事をつづけることが男らしいとは限らないよ」
マダム(オーリィさんの住むアパートの大家さん)は言う。

「ひとつのことを長くつづけているのはいいことだと思うけど男らしいとは限らない」

大人のひとたちはみんな違うことを言う。

どれが正しいのか分からない。

月舟町にある「つむじ風食堂」で一人でごはんを食べるリツ君に
色んな大人たちが色んな事を言ってきます。

最後にリツ君は自分の住む桜川町に帰ったあと
サンドイッチ屋をやっている父親に仕事についてどう考えているのかを問います。

父親が出した答えは意外であり明快単純な答えでもありました。


少年が大人になる前に一人で物事を考える時間というものは
とても大切な時間なのだなあと思いました。

リツ君は少しだけ大人になって物語は終わります。


ちなみにこの作品の中には
「つむじ風食堂の夜」でお馴染みの帽子屋さんなども登場します。

このシリーズがお好きな方、
必見です。

初見の方も読みやすいのでお勧めです。

これを読み終わったあと
つむじ風食堂と僕 (ちくまプリマー新書)

その他の感想

左開きに
現在履き比べ中
こいしちゃんあああああああああああああああああああああああああああ
子供や親へ贈りたい本
神様事典ですね
意外と良かった。
水漏れが直りました。
村上さんは、人生を明るく走り続けて自分を鍛えてきた
吉野家の最高傑作
値段は高いけど・・・とても便利!
ワンポイント・アクセサリーに最適
とってもステキです!
期待どうりの書籍
2本あるのか。
もう少しお安くなりませんか?
外ケースの静電気が半端ない‼
質感が期待と少しずれていて
素早いご対応、適切な対応、すべてに感謝です。
10時間もちました。
三人の飼い主に育てられた盲導犬の一生を、三人の母親を持つ著者が書く
11mmでは、???
Wii感覚で買うのはやめたほうがいい
錆びやすい
本書は2004年に出版された旧版の翻訳のようです
3年を優に上回る未来予測の占星マジック
1 star
安いがとにかくチャチ
電源内蔵がポイント
音楽用としては×
強力に染まります
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