当然の疑問がスルーされている本
結論:「弱いつながり」理論は立脚する論文解釈に重大な誤りがあり、
破綻している。

解説:グラノヴェターの「弱い紐帯」では、
【A→ブリッジ→B】という関係において、
ブリッジの重要性、
ブリッジにおける弱い紐帯の効率性を説いている。
一方で東氏は、
【A→B】という関係において、
B(ノイズ)が重要であり、
Bに接触するために旅に出ようと主張している。
論文解釈を間違えたために、
このような齟齬が起こっている。
主張の立脚点に重大な誤りがある以上、
この理論は破綻していると解するのが妥当である。


その他:
(1)はっきり言って、
徹底して読みづらい。
文章構成、
語の使い方、
検証可能性の無さから、
著者が何を言いたいのか理解するのに相当時間が掛かる。
巷では読みやすいと評判だが、
到底そうは思えない出来であった。
例えば、
台湾に関する項で、
本省人と外省人の話が出てくるが、
語の定義が「台湾人(本省人)と外省人」となっており、
以降「台湾人/外省人」という定義で話が進む。
これは相当読みづらい。
尚、
台湾では本省人と外省人の区別は無意味という意識が一般的とされているにも関わらず、
このような書き方をしてしまうのは単純に下調べが足りないと感じる。
Webで検索すればこの程度の情報はすぐに見つかる。

(2)インドのケーララ州に関して、
高放射線地帯に関する項があるが、
この項に書かれている情報はめちゃくちゃである。
具体的に言えば、
「高いところでは年間20ミリシーベルトぐらいあり、
一部では双子の出生率が有意に高いそうです。
(P28)」と書かれている点だ。
この双子の出生率の話はケーララ州コンディヒ村の話だが、
双子の出生率と放射線量が有意だとする研究報告は無い。
端的に言ってデマである。
双子の高発生という現象もコンディヒ村に限った話ではない。
これも検索すればすぐ分かる程度の情報である。
推測に過ぎないが、
「高線量地域では統計的に有意に生殖細胞由来の点突然変異が高い傾向にある」という報告と、
混ぜこぜに記憶しているのだろうと思われる。
この話は福島の話と連結しているのだが、
このような間違いが広まるのは非常に危険であろうことも推察される。
弱いつながり 検索ワードを探す旅

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