『戦争』とは、『運命』とは何か
B.C.458年に上演されたギリシア悲劇である。
10年にも及ぶトロイア戦争に勝利して凱旋帰国したアガメムノーン王を王妃クリュタイメーストラーが謀殺する。
いわば大戦争の後に起ったクーデターである。
しかし前半では戦争でもがき苦しむ民衆の描写が続き、
民衆を代表する「コロスの長」も王の「舵取り」を批判して憚らない。
王自身も自分を賛美することはない。
戦争がいかに人を疲れさせ、
狂わせるかを2500年前の文学は既に描いているのである。

そして『運命』とは何か、
という哲学的命題も。
カッサンドラーという予言者が重要な役割で登場する。
彼女がいかに「真実」を予言しようとも、
誰も彼女の予言を理解することが出来ない。
彼女は自分が政変に巻き込まれて死ぬことを恐れない。
自分が死んだあとで初めて「真実」が歴史的に評価される事を知っているからだ。
世の中「本当のこと」を語っていることをそのときは理解しないで、
後で「あの人は立派だった」と評価することが多くはないか。
(太平洋戦争からバブル崩壊まで)古典を読んで自戒したいものだ。

この作品には古代の作とは思えないほど、
大筋とは関係ないキラ星のような名言が続く。
古典の魅力の一つである。
「人の命を、
黄金で商う軍神アレースが、
槍を交える戦のさなか、
秤を吊るし」とか「人間の性というやつは、
人がつまずくと、
よけいに蹴倒そうと、
はやるものだから」とかである。
こういう文学が先にあって、
シェイクスピア等の名作が生まれたのだと納得した。
アガメムノーン (岩波文庫)

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