戦争をどうこう言う前に読むべき一冊
「戦争とは政治におけるとは異なる手段をもってする政治の継続にほかならない」

このクラウゼヴィッツの定義がこの本の重要なテーマになっている。


日本では、
第二次世界大戦での軍部の暴走から戦争が起こったために、
戦争は「軍部」が起こすものだと思われているが、
そうではなく、
戦争は「政治」がおこすものであって、
だからこそ政治家がきちんと軍事を学ばなければならない。


初めの2章程は地政学にページが割かれている。
地政学とは要するに、
世界のどの地域をおさえれば自国が有利になるか、
ということだと思う。
世界の国々はこの地政学的思考によって大戦略を定め行動しているのだが、
日本には地政学を研究している機関もなければ大学での講義もないらしい。
それは日本の第二次世界大戦での大東亜共栄圏構想等の過ちを地政学のせいにしているからであるが、
筆者にしてみればそれは間違いであり、
地政学自体が悪いのではなく、
その適用が誤っていただけだという。


その他、
ナポレオン戦争からイラク戦争まで、
戦争がどのように変わっていったのかが書いてある。
新書にしては300ページ程あってすごく読み応えがあった。


「世界の安全保障の中心には、
いやでも軍事があり、
現実に戦争は頻発している。
たとえ、
日本から決して手を出すことがなくても、
攻撃されることを百パーセント避けられる保証はないのである。
筆者は戦争を推奨するために、
戦争を学べと主張しているのではない。
知らないことがもっとも危険であると言いたいのだ。


もう、
めちゃくちゃ賛成。
「戦争学」概論 (講談社現代新書)

その他の感想

今まで敬遠していましたが…。
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