開戦前までかなり微視的に昭和初期の歴史舞台を詳説
 大東亜戦争に至る真実を識る歴史書であるが、
極めて密度が高い。
幕末以降から太平洋戦争開始までの政治史をよく修めていないと本書の内容があまりにも微視的なものと感じてしまうだろう。
特に大正末期から昭和初期にかけてのクーデターや、
十五年戦争時代の軍閥の台頭、
満州建国、
そして関東軍のつぶさな動向などをかなり突っ込んだ内容から論旨が展開している。
教養課程の国史の知識では歯が立たない。
開戦のキーパーソンは近衛文麿で、
東條英機は永田鉄山が存命していれば陽の目を見なかった。


 内容全般にわたる著者の一貫した理念を一言で云えば『この戦争は米国から仕掛けられたのであり、
我々日本人は白人支配を打破すべく全世界に対しNOを突きつけた。
』と云う事であり、
これを軸に各論が構成されている。
多くの軍人達は決して米国と戦争を避けようとした。
それでも先祖は一丸となり戦争を選んだ。
『堂々と世界に対して英国、
米国は間違っていると鉄槌を我等は下した。
これほど崇高な理想で突入した戦争がこれまであっただろうか。
』と著者の論旨は高揚する。
後半、
視点ががらりと変わる。
すなわち、
理想を掲げて戦い、
戦敗れた悲劇・結果に対しては嘆かない。
これは日本人らしくない。
然し敗れたが故に勝者が敗者に不正不義の烙印を押す理不尽さに本書は断固抗議を述べている。

 
 本書の中には、
決して教科書には出て来ない内容が豊富に述懐されている。
東條英機氏や近衛文麿氏に関するエピソードも興味深く拝読した。
かなり突っ込んだ記述なので、
一度大戦前の基本を押さえておく必要がある。
日本の悲劇と理想

その他の感想

0.5小さいです
コスパ良し。ポーチはマガジン入れとして便利
必要十分CPし。
細かなこだわりが感じられる三菱重工製!
補助電源付なので、電圧不足がありません。
感謝 感激
これから儲けてやるぞ。
シリーズで一番面白い 著者の本当に書きたかったことが入っている感じ
違う色があるといいですね!
クリスティは誤訳が多いので原文を読むことをお勧めします。
感動します。
復活した
適正な空気圧は走行性能・安全性・燃費に寄与します
コンサート会場にいるような気分
参考になりました
高信太郎氏の本
サイクロプスって呼んじゃダメか?
パソコン作業の気分転換に
サイズ表示に要注意!
初版本では無かったのかな?
書店で買いました
泡ボディソープ
テレビの弁護士番組とは一味違う
何かが物足りない・・・
GLSLベースのモダンなOpenGLを学ぶのにベストな本
この夏に活躍してくれそう
下駄箱に入れてます
机の端に使うにはL型が一番
とにかく 良く切れます
日本SF史の金字塔となる伝説的作品が現在進行中
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