ロハスは長続きするかどうか
 「ソトコト新書」の第一巻である。
「生物と無生物の間」という快著を書いた福岡がどのようなロハスを語るのかが楽しみで購入した。
感想は二点である。


 一点目。
「すべての物質は還元状態から酸化状態へと移行する」という 大きな括りは大変勉強になった。
人間が物を食べることも体内で炭水化物を酸化していることであり 石油を燃やすことも酸化であるという話は実に面白い。

 地球温暖化、
原油高騰、
食糧危機という現代の三題噺を「酸化」という切り口で共通化させられるという点は 誠に考えさせられるものがある。
福岡は それを説明した上で 酸化状態から還元状態へ「リサイクル」する 植物の光合成を取り上げ その循環こそが地球の本質であり 循環のバランスの悪化こそが 現在の病根であると指摘する。
本書が書かれたのは2006年であり その後の原油高騰と太陽光発電ブームを見るにつけて 本書の先見性には感銘を受けた。


 二点目。
但し 本書は散漫のそしりを免れない。

 狂牛病関係に紙面を割いているが 「ロハスの思考」という題名に対する狂牛病からのアプローチに説得性がなく 話が浮いてしまっている。

 これは雑誌「ソトコト」の連載を集めたという本書の成り立ちゆえ やむを得ない面もあろうかと思うが 上記一点目の「切れ味」が素晴らしかっただけに その後のゆるい展開がもったいない気がする。


 ロハスとは福岡が言いきっている通り マーケティングの言葉だ。
ロハス関連商品の売れ行きが気になる人も多いと思う。
それを割り切りながら 一体何が出来るのかということだと思う。
結局 理想と現実の折り合いをつけることこそが 長続きする=sustainableな 運動であり思想であろうから。
ロハスの思考 (ソトコト新書)

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