交通事故学 (新潮新書) の感想

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参照データ

タイトル交通事故学 (新潮新書)
発売日販売日未定
製作者石田 敏郎
販売元新潮社
JANコード9784106105456
カテゴリ社会・政治 » 法律 » 暮らしの法律 » 法律入門

購入者の感想

帯オモテには「起こす人 起こさない人 何が違うのか? 知っておきたい運転の心理 ドライバー必携」とある。
裏表紙によると著者の「専門は、交通心理学、安全人間工学。運転行動とヒューマンエラーの関わりについて長年研究を進め、日本交通心理学会会長、日本交通科学学会常任理事などを務める。」とのことである。本も確実なデータとしっかりした論考から成立している。

わたしは日常的に自家用車を運転している。そして、こすったり、こすったり、こすったりしている。ときどきぶつける。JAFにも入っているし、毎月送られてくる冊子も事故防止関連のところは熟読している。にも拘わらずぶつけたりこすったりしている。先日はショッピングセンタの駐車場でバックしていて柱にぶつけてリアウインドウを割った。信じられなかった。

この本の「はじめに」はいきなり「人は誰でも何かと間違える」というタイトルである。ものすごくホッとする。この本はわたしのための本である。

気をつけて乗っていればこちらから事故を起こすことはない。もらい事故もある程度は防げる。しかしわたしの場合この「気をつけて乗っていれば」をケイゾクして行う能力に難があるわけである。その能力が ない 自分がどうすれば事故を防げるのか。それが、論理的なところはよくわかる本であった。かつ、能力の低い自分がどのように気をつけていれば良いのか、「これ一冊で絶対だいじょうぶだよ!」ということが絶対にないことがわかり、それでも、何をどう気をつけていれば、どう気をつけようとしていれば良いのかの「ベクトル」みたいなものは、わかる本であった。

けっきょく、誰もが事故など起こしたくないと思って運転しているのに、起こす人は起こす。起こさない人は起こさない。それでも、第10章の見出しには

「確率的に一生に一度は交通事故に遭う」

とある。(x_x)

どうすれば事故を起こさずにいられるのか!?

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