君たちが知っておくべきこと: 未来のエリートとの対話 の感想

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タイトル君たちが知っておくべきこと: 未来のエリートとの対話
発売日販売日未定
製作者佐藤 優
販売元新潮社
JANコード9784104752102
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

同じ時間努力しても、A君は、相対的に成績が良くて、B君は悪い。
前者は、頭が良いと言われ、後者は、悪いと言われる。
これが多数回繰り返されるのが、日本の教育です。
つまり日本の教育や学校は、一種の検査装置です。

そして、この本で登場する「生徒」は、もちろん前者です。
またA君は、A君みたいな子が集まる集団で、B君のようになる可能性もある。
しかし、A君は、既に受験競争の勝者(TOP 0.1%)なので、
その中で似たような競争をしても、他との優位性を保つことは難しい。
だから、新たな価値観を見つけなければいけない。
この本は、佐藤氏が、新たな価値基準のヒントをA君とその仲間に、レクチャーしています。

受験社会というのは、偏差値が全てです。ある意味でわかりやすいですが、
多くの人が、この呪縛から逃れらないようになります。
つまり、人や自分を知る、もしくは評価する上での、価値基準のバランスが悪くなります。

今の社会は、言語的思考能力、数学的論理能力、空間把握能力などが、
長けてる人に有利な社会です。有利とは、豊かな生活を実現できる、
もっとおおっぴろげに言うと、社会的ステータスが高く、
年収が高い職業につける可能性が高いということです。この灘の生徒達は、まさにその予備群です。

佐藤氏も指摘していますが、日本では、エリートという言葉に対して、
かなり否定的に捉えられています。それは日本社会の均一性によるものが大きいと思いますが、
エリートの能力を活用すること国にとっては、死活問題である個人的に思います。

この「生徒たち」が、自分の能力を、社会のために使ってほしいと思います。
自分の能力を自分のためだけに使っているエリートは、ごまんといます。
大概、チンケな悩みを抱えて、身の破滅に向かう人もいます。
かなり前ですが、ノーパン何やらや、最近では、貧困調査と称した卑猥な社会見学とか、

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