問題解決の心理学―人間の時代への発想 (中公新書 (757)) の感想
参照データ
タイトル | 問題解決の心理学―人間の時代への発想 (中公新書 (757)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 安西 祐一郎 |
販売元 | 中央公論社 |
JANコード | 9784121007575 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 読みもの |
購入者の感想
本書は巷にあふれている主張理由が不明確なハウツー本ではなく、認知心理学や脳科学といったものを根拠に、いかに問題解決を行うかについて考察されている本です。この本を読んだからといって問題解決をすぐにできるようになるわけではないが、問題解決が行われるプロセスについてきっちりと書かれているため、本書を読むことで問題解決力を伸ばすための土台が養われると思います。「こうすれば問題解決ができる!」といった甘い言葉はないので、啓発本としては読まないほうがよいです。
この本は、広く社会人から学生までを対象としているが、高校生や中学生といった、テストのために暗記を強いられる人たちにも非常にためになる本です。問題解決をする上で頭に知識や経験といった情報が入っていることがいかに重要か、本書はその点についても書いています。テストの点数に直結はしないでしょうが、今やっている勉強の意味が少しわかるかも知れませんので是非読んで見てください。
この本は、広く社会人から学生までを対象としているが、高校生や中学生といった、テストのために暗記を強いられる人たちにも非常にためになる本です。問題解決をする上で頭に知識や経験といった情報が入っていることがいかに重要か、本書はその点についても書いています。テストの点数に直結はしないでしょうが、今やっている勉強の意味が少しわかるかも知れませんので是非読んで見てください。