油の正しい選び方・摂り方―最新 油脂と健康の科学 (健康双書) の感想
参照データ
タイトル | 油の正しい選び方・摂り方―最新 油脂と健康の科学 (健康双書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 奥山 治美 |
販売元 | 農山漁村文化協会 |
JANコード | 9784540072451 |
カテゴリ | ノンフィクション » 科学 » 食品・栄養学 » 食品科学 |
購入者の感想
なぜ近年、花粉症はじめアトピー、喘息などのアレルギー性疾患が増えてきたのか?
そして、潰瘍性大腸炎やクローン病といった難治性の炎症性疾患をよく耳にするようになってきたのか?
これらに対する明確な答えが得られます。
戦後日本では、リノール酸豊富な植物性油が大量に消費されるようになりました。
(スナック菓子や、揚げ物の食べすぎだ!)
リノール酸はアラキドン酸へと代謝され、さらにアラキドン酸はアラキドン酸カスケードを下り、炎症を引き起こす物質へと代謝されてゆく。
リノール酸過多は、炎症を惹起しやすくなるのです。
また、αリノレン酸やその代謝物であるEPA・DHA(これらは魚に多く含まれています)は、脳に良いことは広く知られています。
それらαリノレン酸系と拮抗して働くリノール酸は、多く摂取しすぎると脳にとって好ましい影響を与えないようです。
アレルギー性疾患をはじめとする病気や、さらには精神疾患と食べ物も重要な関係があるのです。
まさに明快に医食同源を教えてくれる素晴らしい一冊です。
そして、潰瘍性大腸炎やクローン病といった難治性の炎症性疾患をよく耳にするようになってきたのか?
これらに対する明確な答えが得られます。
戦後日本では、リノール酸豊富な植物性油が大量に消費されるようになりました。
(スナック菓子や、揚げ物の食べすぎだ!)
リノール酸はアラキドン酸へと代謝され、さらにアラキドン酸はアラキドン酸カスケードを下り、炎症を引き起こす物質へと代謝されてゆく。
リノール酸過多は、炎症を惹起しやすくなるのです。
また、αリノレン酸やその代謝物であるEPA・DHA(これらは魚に多く含まれています)は、脳に良いことは広く知られています。
それらαリノレン酸系と拮抗して働くリノール酸は、多く摂取しすぎると脳にとって好ましい影響を与えないようです。
アレルギー性疾患をはじめとする病気や、さらには精神疾患と食べ物も重要な関係があるのです。
まさに明快に医食同源を教えてくれる素晴らしい一冊です。