有機野菜ビックリ教室: 米ヌカ・育苗・マルチを使いこなす の感想
参照データ
タイトル | 有機野菜ビックリ教室: 米ヌカ・育苗・マルチを使いこなす |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 東山 広幸 |
販売元 | 農山漁村文化協会 |
JANコード | 9784540141904 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 農学 » 作物栽培 |
購入者の感想
著者は福島県いわき市の山間部で農地を借りて20年以上前に新規就農した無農薬農業従事者
もともとは北海道の稲作専業農家の末っ子で大規模農業がどういうものかは実態として理解している。
大学院を卒業して「百姓」を一生の仕事にすることに決めた時に母は勿論周囲は猛反対。
「農業で生活できるわけがない」というのが大半の意見。
けれど著者には成算があった。
安全な無農薬栽培で多品目の野菜を作る
少量・多品目の露地栽培の栽培なら生態系も安定して無農薬栽培は難しくないはず。
TPPの話題になると政府は「農地を集約して大規模で効率の良い農業」を推進する。
同じ作業が延々と続き、機械投資も高額になる大規模農業
小品目を大面積で連作すれば生態系が不安定になるから多農薬栽培を余儀なくされ収益が悪化する。
こんな農業が面白いわけがない。
著者の提唱する
「チマチマ百姓こそ21世紀の農業」
は同感できる部分が多い。
多くの野菜を作るので忙しいが、家庭菜園的楽しさがある。
ひとつの仕事が長く続かないので仕事に飽きない。体にも無理が少ない。
新規就農者の為に農地を借りる為のノウハウなども充実しているが、家庭菜園でも役立つノウハウが多数あるので大変参考になると思う。
もともとは北海道の稲作専業農家の末っ子で大規模農業がどういうものかは実態として理解している。
大学院を卒業して「百姓」を一生の仕事にすることに決めた時に母は勿論周囲は猛反対。
「農業で生活できるわけがない」というのが大半の意見。
けれど著者には成算があった。
安全な無農薬栽培で多品目の野菜を作る
少量・多品目の露地栽培の栽培なら生態系も安定して無農薬栽培は難しくないはず。
TPPの話題になると政府は「農地を集約して大規模で効率の良い農業」を推進する。
同じ作業が延々と続き、機械投資も高額になる大規模農業
小品目を大面積で連作すれば生態系が不安定になるから多農薬栽培を余儀なくされ収益が悪化する。
こんな農業が面白いわけがない。
著者の提唱する
「チマチマ百姓こそ21世紀の農業」
は同感できる部分が多い。
多くの野菜を作るので忙しいが、家庭菜園的楽しさがある。
ひとつの仕事が長く続かないので仕事に飽きない。体にも無理が少ない。
新規就農者の為に農地を借りる為のノウハウなども充実しているが、家庭菜園でも役立つノウハウが多数あるので大変参考になると思う。