灰色の女 (論創海外ミステリ) の感想
参照データ
タイトル | 灰色の女 (論創海外ミステリ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | A.M. ウィリアムスン |
販売元 | 論創社 |
JANコード | 9784846007560 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
1953年春、中学2年生の時に初めて黒岩涙香の「幽霊塔」(原文版、江戸川乱歩の現代文版ではない)を読んでその面白さに興奮、それから66年後に初めてその原作に触れることができ、更なる感激に浸っています。涙香の翻案版も、松谷秀子(原作ではコンスエロ・ホープ)、森主水(原作マーランド)など人物名の読み替えをはじめ、物語の設定が実に巧妙だと思いますが、原作はさらに緻密ですね。とにかく面白い。両方読み比べることができるようになったとは、幸せです。原作の翻訳版を出していただいたことに、感謝いたします T・H。