出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉 の感想

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参照データ

タイトル出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉
発売日販売日未定
製作者小田 光雄
販売元論創社
JANコード9784846007737
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 本・図書館 » 図書館情報学

購入者の感想

もう9年も前に予言されていた内容は、現在の状況に照らし合わせると異様にリアルです。
(1999年度版の復刻ですが、内容が加筆されているようなのでこちらの方がお勧めです)
「どすこい 出版流通」で紹介されていたので、すぐに読んでみてビックリしました。
何の手も打たれなければ間違いなく、このまま業界の状況は尻蕾で死んで行くのでしょうね。
本好きにはどうしようもない状況です。
流通手段の消滅ならば話はまだマシ(?)ですが、出版社の消滅も同時に進んでいるというのは絶望的です
一読者の私達も問題意識を持たねばいけないのではないかと!?
結局は私達、読者に戻ってくる問題ですから。
(この本では「読者」と「消費者」とは違う意味で定義されているようです)

取次、出版社、本屋の財務状況がこんなに悪化しているとは
チェーン店の「飛ばし」は、本当に文章にしていいのか?過激な内容です。
極論で、出版社が潰れても読者はそんなに困らない。今までに出た本でも読書は続けられるのでは?
と書かれていますが、近年の程度の低い新刊本の嵐を考えると、皮肉にも確かにそうかもしれません
すぐに「出版業界の危機と社会構造」を注文しました。

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