Orange Is the New Black: My Year in a Women's Prison (English Edition) の感想
参照データ
タイトル | Orange Is the New Black: My Year in a Women's Prison (English Edition) |
発売日 | 2010-04-06 |
製作者 | Piper Kerman |
販売元 | Spiegel & Grau |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 洋書 » Subjects » Biographies & Memoirs » Memoirs |
購入者の感想
Netflixのドラマがとても気に入ったので、読んでみた。
原作はドラマとかなり違うが、ドラマには無い深いテーマがあった。
ざっくりテーマは3つあったように感じる。
人は助け合って生きてるってこと、アメリカが抱える格差とドラッグの問題、そして刑務所のシステムの問題だ。
この3つのテーマはそれぞれ深いところで関連し合っており、その構造を刑務所に入ることでパイパーは体験したのである。
とてもよくまとまっていて説得力があり、しっかり胸に刻まれるものがあった。
それから、この原作を読んで、改めてドラマ版のすごさを知った。
ドラマは原作のいろんな要素をあちこちつまんで使っているのだが、どれもタダでは使っていない。
どのエピソードも3倍はおもしろくして使っている。
この原作のストーリーへの組み込み方、ちょっと尋常じゃないパワフルな創造性を感じた。
ドラマ版のおもしろさを再認識する意味でも有意義な本だといえる。
文章とか観察力とか、テクニックの部分は素人臭くてあまり好きじゃなかったが、しかし内容はとても素晴らしく、読んでよかったと思える、いい本だった。
原作はドラマとかなり違うが、ドラマには無い深いテーマがあった。
ざっくりテーマは3つあったように感じる。
人は助け合って生きてるってこと、アメリカが抱える格差とドラッグの問題、そして刑務所のシステムの問題だ。
この3つのテーマはそれぞれ深いところで関連し合っており、その構造を刑務所に入ることでパイパーは体験したのである。
とてもよくまとまっていて説得力があり、しっかり胸に刻まれるものがあった。
それから、この原作を読んで、改めてドラマ版のすごさを知った。
ドラマは原作のいろんな要素をあちこちつまんで使っているのだが、どれもタダでは使っていない。
どのエピソードも3倍はおもしろくして使っている。
この原作のストーリーへの組み込み方、ちょっと尋常じゃないパワフルな創造性を感じた。
ドラマ版のおもしろさを再認識する意味でも有意義な本だといえる。
文章とか観察力とか、テクニックの部分は素人臭くてあまり好きじゃなかったが、しかし内容はとても素晴らしく、読んでよかったと思える、いい本だった。