一路 (上) (中公文庫) の感想
参照データ
タイトル | 一路 (上) (中公文庫) |
発売日 | 2015-06-05 |
製作者 | 浅田次郎 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 文学・評論 » 文学賞受賞作家 » 直木賞 » 101-125回 |
購入者の感想
浅田先生の作品は、8~9割がた読んでおり、新刊が出るたびに読ませていただいておったのですが、ここ数年、身辺があわただしく本を読むといっても実用書ばかりで、浅田先生の作品に向き合う時間も心の余裕がありませんでした。
が、ようやく落ち着いて本を読む時間ができ。。。というか本を読んで現実逃避しないともうやってられんわというやさぐれた日々で、久しぶりに浅田先生の作品を爆買いしました。
かわいい自分には旅させよ、神坐す山の物語、ブラックオアホワイト、そしてこの一路上下巻です。
一路はパッと見、漢文やら、長ったらしい武士の役職名やらが目に飛び込んできて、ちょっとひるんで後回しにしまったのですが、読み始めると、もう止まりませんでした。
通勤時の地下鉄車内で、勘定方国分七左衛門との某シーンにさしかかり、涙をこらえるのに苦労しました。
家では、ビニールのブックカバーをかけて風呂に持ち込み、笑ったり泣いたりしながら読みました。
う~む、やっぱり浅田先生はすごい。
私は文章については、ずぶの素人ですが
浅田先生の書かれる文章は、やっぱりポッと出のネット小説作家さんなどとは違って、美しく、想像力をかき立てるなというのを感じます。
数年間の次郎ブランクの間に発刊された、まだ読んでない作品が何冊もあるので、それらをこれから読むことができると思うと、日々の暮らしの中に楽しみができたように思います。
が、ようやく落ち着いて本を読む時間ができ。。。というか本を読んで現実逃避しないともうやってられんわというやさぐれた日々で、久しぶりに浅田先生の作品を爆買いしました。
かわいい自分には旅させよ、神坐す山の物語、ブラックオアホワイト、そしてこの一路上下巻です。
一路はパッと見、漢文やら、長ったらしい武士の役職名やらが目に飛び込んできて、ちょっとひるんで後回しにしまったのですが、読み始めると、もう止まりませんでした。
通勤時の地下鉄車内で、勘定方国分七左衛門との某シーンにさしかかり、涙をこらえるのに苦労しました。
家では、ビニールのブックカバーをかけて風呂に持ち込み、笑ったり泣いたりしながら読みました。
う~む、やっぱり浅田先生はすごい。
私は文章については、ずぶの素人ですが
浅田先生の書かれる文章は、やっぱりポッと出のネット小説作家さんなどとは違って、美しく、想像力をかき立てるなというのを感じます。
数年間の次郎ブランクの間に発刊された、まだ読んでない作品が何冊もあるので、それらをこれから読むことができると思うと、日々の暮らしの中に楽しみができたように思います。