日本の憑きもの―社会人類学的考察 (中公新書) の感想
参照データ
タイトル | 日本の憑きもの―社会人類学的考察 (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉田 禎吾 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121702999 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 文化人類学・民俗学 » 民間信仰・俗信 |
購入者の感想
「オシラサマ」や「イヌガミ」、「狐」など、憑き物についての具体的な紹介、それに関する考察やフィールドワークが細かになされている。
本書では、憑き物に憑かれた家や、それを使役する家の血族の繋がりや、ムラ内での位置づけなどについて著述し、さらにアフリカやイギリスの精霊とも比較検討している。
さらに、イヌガミやオサキ狐の正体や、婚姻による憑物筋の伝播、さらに憑かれる人の特徴などについても社会人類学の見地から書かれており、憑物の魅力が網羅され、色々な角度から楽しめる。新書なので内容は難しそうに思えるが、興味深い内容ですぐに読めてしまう一冊。
本書では、憑き物に憑かれた家や、それを使役する家の血族の繋がりや、ムラ内での位置づけなどについて著述し、さらにアフリカやイギリスの精霊とも比較検討している。
さらに、イヌガミやオサキ狐の正体や、婚姻による憑物筋の伝播、さらに憑かれる人の特徴などについても社会人類学の見地から書かれており、憑物の魅力が網羅され、色々な角度から楽しめる。新書なので内容は難しそうに思えるが、興味深い内容ですぐに読めてしまう一冊。