第一次世界大戦の終焉 - ルーデンドルフ攻勢の栄光と破綻 1918年 春 の感想
参照データ
タイトル | 第一次世界大戦の終焉 - ルーデンドルフ攻勢の栄光と破綻 1918年 春 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アンリ・イスラン |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784120046117 |
カテゴリ | ジャンル別 » 歴史・地理 » 世界史 » 一般 |
購入者の感想
ロシア革命によりブレスト・リトフスク条約により東部戦線の問題も解消したドイツ軍がその兵力を西部戦線に部隊を送り西部戦線で攻勢にかけた戦いの本です。現状の兵力に新たに加わった兵力で攻勢をかけたドイツ軍は大幅に戦線を進めパリにあとわずかとなり「パリ砲」でパリを砲撃するなど別名「ルーデンドルフ攻勢」は成功するか?と思われたが、補給が続かずまた1点に対して集中的な攻勢をかけずに数か所の戦線に数か月後にはまた攻撃をかけるなどして攻撃性に一貫性が無く、ドイツ軍の攻勢にたいして連合軍は指揮系統をみなおし、アメリカ軍の援軍等で反撃を行い、結果的に余力の無いドイツ軍そののち攻勢全までの戦線に押し戻されることのより戦争継続を事実断念したさいごの戦いの一部始終を字術した本です。前作のマルヌの戦いと共に読むのが良いかな?と思います。