雲を愛する技術 (光文社新書) の感想

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参照データ

タイトル雲を愛する技術 (光文社新書)
発売日2017-12-14
製作者荒木 健太郎
販売元光文社
JANコード9784334043292
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 地球科学

購入者の感想

内容的には専門書でありながら、いい意味でおよそ専門書らしくない。
図画、写真が豊富で、雲の写真図鑑としても使えそうだ。
気象の専門家でも「おっ!」と思うような専門用語も沢山出てくるが、数式を使うことなく解説され、例えもわかりやすく、中学生程度の理科の知識があれば十分読み進められそうだ。頭から順に読み進める必要もなく、好きなところ、興味の持てるところだけ拾い読みしても十分役に立ち、事典のような使い方もできるので、厚さに尻込みする必要もない。
雲の観察をするときに、ポケットに忍ばせておくと便利だろう。
このレビューを書いている時点で、星5のレビューしかない(シンパばかりがレビューを書いている?)。しかも52件も、というのは凄いが、気象の専門家として部分的に何か所か、ちょっと思うところもあったので、ここは敢えて、敢えて星を一つだけ減らさせていただく。荒木さん、ごめんなさい。

空を見るのが好きで、写真を撮るのも好きで、以前からただ闇雲に空にカメラを向けていました。
雲を観察することでいろいろなことが分かるということを、本書では分かりやすい解説とイラストが豊富な写真とともに載っていて、素人の私でも気象に詳しくなれました。
著者の荒木健太郎さんを知ったきっかけは雪の結晶の観察から、関東での雪の降りかたなどを予測するプロジェクトをTwitterで展開していたことからですが、実に多彩な雲の表情を気象現象から見ると、偶然ではなく予想して空を狙えるのも楽しそうだと、改めて感じる素敵な本です。
空や雲、夕焼けや虹を見てキレイだな、と感じたことがあるなら是非!

雲の種類ってこんなにあるんですね。

雲の名前がつぎつぎに出てきます。雲の説明もいっぱい書いてありますが、きれいなカラーの写真と可愛い手書きのイラストで、ぐんぐん覚えられます。
夏、山や高原に行ったとき、あれあの雲なんだっけ?と雲の名前を調べたい時、小さなバッグにも入るこのポケットサイズの荒木雲本(図鑑)はすごく重宝しそうです。Kindle版でしたらもっと便利。

今年の冬は30年ぶりに「私をスキーに連れてって」のコピーもJR◯日本から出ているようなので、スキー場で雲探しするのもイケてるかも。。

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