公共哲学 政治における道徳を考える (ちくま学芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 公共哲学 政治における道徳を考える (ちくま学芸文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | マイケル・サンデル |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480093875 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学 |
購入者の感想
この書はサンデルが雑誌などに寄稿した論文を集めたものである。
大統領選の分析や、選挙の結果などを踏まえた論が進められている。特に、アメリカ国民の多くがなぜ社会保障制度に
対して懐疑的なのか、などといったことに対する分析はかなり読ませるものがある。
訳文もしっかりしていて、全体的に読みやすい上、『正義の話』よりもサンデル自身の思想が中心となっているので、
コミュニタリアンとは一体、何なのかといったことを学ぶ上でも役に立つだろう。
アメリカ現代政治を学ぶ上でも、示唆に富んでいる一冊である。
大統領選の分析や、選挙の結果などを踏まえた論が進められている。特に、アメリカ国民の多くがなぜ社会保障制度に
対して懐疑的なのか、などといったことに対する分析はかなり読ませるものがある。
訳文もしっかりしていて、全体的に読みやすい上、『正義の話』よりもサンデル自身の思想が中心となっているので、
コミュニタリアンとは一体、何なのかといったことを学ぶ上でも役に立つだろう。
アメリカ現代政治を学ぶ上でも、示唆に富んでいる一冊である。