生命科学の静かなる革命 (インターナショナル新書) の感想

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ロックフェラー大学のそうそうたる面々に「生命とは何か」というシンプルで哲学的な質問をできる日本人は福岡伸一くらいしかいないだろう。

そこには、
生命科学は医学の下僕ではなく、生命とはいかなるものか、生命はいかにして生命たりえているのか、そのHOWを解き明かす営みにある、という共通理解がある。

そして、その質問に対する回答も十人十色で含蓄がある。

｢生物と無生物のあいだ」の続編にもなっていて、一連の本を読んだ人には必読だ。